「彼氏が情緒不安定だな…」と感じたら、いつもと同じような接し方をするのは避けたいところです。ちょっとでも対応を誤ると、さらに精神バランスを崩す恐れがあるため、取り扱いにはくれぐれも注意が必要と言えます。
とはいえ、じゃあどんな風に接すればいいの?となると、これがまた難しかったりします。「人間だからそんな時もあるよね」と理解しつつも、彼女としてはやはり正直困りものです。
情緒不安定な彼氏に困惑!一体どうしたらいいの?と思っている女性も多いのではないでしょうか??今回は、そんな時にぜひ試したい上手な対処法3選をご紹介します。
終始聞き役にまわる
情緒不安定になっている時の彼氏は、精神が非常に敏感になっています。そのため、普段だったらなんとも思わないようなことにショックを受けたりもします。また精神的に不安定になっているせいで、被害妄想的なネガティブ思考に陥ることもあります。
そんな彼氏を見るとつい「後ろ向きすぎる」と指摘したくなるかもしれませんが、情緒不安定になっている彼氏にそれをするのは逆効果です。「どうせ誰にも自分の気持ちなんてわからない」と感じ、ますます落ち込んでしまうでしょう。
ほんの些細な一言やちょっとしたアドバイスにより、ひどく傷付くこともあるので、こういう時はヘタなことは言わず黙っておいたほうが良いです。あえて何も言わず、ただひたすらに彼氏の話を根気よく聞き続けてあげましょう。
情緒不安定の彼氏から話を聞く中で
- 被害者意識が強いなあ…
- 悪いほうに考え過ぎじゃない?
などと思っても、グッと言葉を飲み込みとにかく聞き役に徹してください。終始聞き役にまわり、彼氏の気持ち・想いを全て受け止めてあげましょう。
彼氏自身も苦しんでいるんだと理解する

頭で思っていることと実際のふるまいがあべこべになる、というのも、情緒不安定な人の特徴です。怒ったり暗くなったりする彼氏を見ると「もう私と一緒に過ごすのも嫌になっているのでは?」と感じるでしょう。
しかし当の本人は「彼女と一緒にいる時くらいは明るく楽しい自分でいよう」と考えているのです。ただ、やはり情緒不安定な状態だと、その考えとふるまいをうまく一致させることが難しいわけです。いわば彼氏自身も悩んでいると言えます。
あなたにひどい対応をしたことを後悔し、「自分は本当に最悪だ…」と、さらに悩み苦しむのです。ひどい言動を受けた側としては、とても不愉快になりますし、辛く悲しい気持ちにもなるでしょう。
しかし「彼自身も苦しんでいるんだ」と理解し、優しく包み込む・支えてあげることが大切です。ひどい言動に後悔した彼氏が謝ってきたら、「当然よ!どうしてあんなひどいこと言うの?」と責め立てず、笑って「大丈夫だよ」と返してあげましょう。
また、あなただからこそ全てをさらけ出せる…という面も少なからずあるものです。彼氏の不安定な気持ちを受け止めることは、それなりにエネルギーを消耗するかもしれませんが、「ここで私が離れたら彼には何も拠り所がなくなってしまう」と考え、優しい気持ちで理解してあげましょう。
良いところをそのまま伝える
彼氏に何かを伝える時、「恥ずかしい」「照れる」といった気持ちから、つい遠回しな表現をしてしまうことがあるものです。ただ、やはり言葉でストレートにわかりやすく伝えることも大切です!
特に情緒不安定な彼氏には、「大好きだからね」というストレートな表現をして、しっかり気持ちを伝えるようにしましょう。情緒不安定な状態だと、「自分なんて誰からも好かれていない」という、極端なマイナス思考に囚われがちです。
そのため、人の想いや愛というものに対し、不信感を抱いてしまうのです。もちろんそれは付き合っている彼女が相手でも同じです。「本当は俺のことなんて…」と、自分の中で勝手に悪い方向へと考えてしまうわけです。
そんなマイナス思考を打ち破り、少しでもポジティブなほうへ持っていくためには、ド直球なわかりやすい表現が必要です。彼氏が普段あまり褒められていないタイプだと、「もしかして嘘なんじゃないか?」と疑うこともあります。
しかし疑われたからといってやめてしまうと、「ああ、やっぱり嘘だったんだ」と誤解されたまま終わってしまいます。ですので仮に疑われたとしても気にせず、彼氏の魅力的な所をどんどん褒めていきましょう。
あなたが発するストレートなプラスの言葉が、彼氏のマイナス思考を打ち消してくれます。そうすれば、情緒不安定な状態も自然と落ち着いてくるでしょう。
状態が酷い場合は距離を置く・別れる事も
カップルの状態は、まだ結婚した訳ではありませんので彼氏の為に自分の人生を長く疲れる事に使う必要はありません。彼氏の状態が酷いようなら周りの友人や家族に相談して別れる事も考慮にいれましょう。
自分に実害が無いからと言って、楽しいはずのカップルの時間が楽しくないものになってしまっている場合は彼氏と話し、別れると言う選択もある事を忘れないようにしましょう。あまり溜め込まないように過ごしましょう!