恋愛する相手としては魅力的だけど、結婚相手としはて適していない・・。そんな男性は身近にいませんか?仕事も遊びも一生懸命で情熱的、年上なのに子供っぽさも残る男性、すごく魅力的ですよね。
そんな男性とずっと一緒にいれたら、どんなに楽しいだろう・・と女性の母性本能をくすぐられるでしょう。しかし、本当に自分の人生を預けることが出来る器をもっているか?冷静になって考えてみましょう。
もしかすると、相手は大人の毛皮で身を包んだだけのネバーランドから旅立つことを諦めたお子様かも知れません・・。
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子供っぽい男は

恋愛的に子供っぽいと女性側は冷めてしまいますよね!一緒にいてもイライラしてしまったり、たまに子供っぽい年下の彼氏だったらまだいいですが年上の男性が子供っぽかったら・・・正直冷める…。と思ってしまうと思います。結婚したくない子供っぽい男の特徴をご紹介。
見落としがちなファザーコンプレックス
子供のまま心の成長をストップしている男性がいます。その特徴の一つに、いつまでたっても父親に逆らえず、その背中を超えることができない絶対的な存在として父親がいます。
結婚相手として考える時、よく耳にするのが母親の存在です。いわゆるマザコンですね。女性なら一度は、彼氏と母親の関係に疑問を抱き、不安になった経験があるのではないでしょうか?結婚後も自分の一番の味方でいてほしい、そう願うのは当然です。
実際のところ、男性にとっては生まれた瞬間から母親に頼らなければ生きてはいけません。ましてや、それが初の異性となり、良くも悪くもその後の人生に影響を与える存在であることは間違いありません。
しかし、気にしなければいけないのは母親だけではありません。彼と父親の関係は、見過ごしてはいけない重要なポイントになります。
子供っぽい男は、中学~高校卒業位の間にその人格が形成され、心の成長がストップしてしまいます。その多感な時期に父親とどういった関係を築けるか?その後の人生に大きく影響を与えてしまうのです。
精神的な抑圧が優柔不断な子供っぽい男を誕生させる
先に述べた父親に逆らえないというのは、暴力的な抑圧を受けた環境ではなく、精神的な抑圧を意味します。失敗や経験を積みながら青春時代を過ごすことで自我を育てることができます。それが大人になる過程で、一つ一つの壁を自分で乗り越えていく強さへと繋がるのです。
しかし、この大事な少年期の間に、もし自我を育てることができない環境だったら・・成人しても大事な場面で自分で判断できない優柔不断さが残るでしょう。
この様な場合、両親の期待を受けやすい長男である傾向が強く、両親の関係も母親が専業主婦であるなど、父親の権限が強い家庭に起こりがちです。
これをしてはダメ、あれをしてはダメ、と子供の素直な欲求を押し込め、勉強やスポーツなど目に見える結果で子供に評価を下しがちです。
子供に余計な経験を積ませることを嫌い、人生の最短ルートを歩かせたがる結果、形に残る学校の成績や部活動など父親の評価を受けることができる目標に向けては、頑張れるようになります。
しかし、目に見えない問題や人とのコミュニケーションにおいて問題が発生した時、大人になっても自分で解決する術を持たない子供っぽい男が誕生してしまうのです。
理想の男性と巡りあえたと思っていたら、父親の意見のもと二世帯住宅に住む羽目になった・・。仕事を転職してでも彼の実家がある地方へ引き上げることになった・・。大きな転機を迎える時、そこにあなたの意見は反映されないでしょう。
子供っぽい男の見極めには、年上の女性に相談する
精神的に抑圧をうけた少年期を経て、本当はあれもやりたかった、これもやりたかったと不満だけ残っていきます。できなかった、言えなかった原因を親への責任転嫁としてみたり、正常に迎えることができなかった反抗期にも似た感情を抱くことも・・。
それは、親元を離れ大学や一人暮らしなどをスタートさせた時に爆発するのです。この感情の流れは、そのまま子供っぽい男の二つ目の特徴へと繋がります。
周りが結婚したり落ち着きだす年齢になっても、楽しいことばかりを追い求めているような男性はいませんか?結婚適齢期を過ぎても一人落ち着かず、高い理想を掲げる割には中身の伴わない子供っぽい男の典型。
仲間と遊んでいる姿や、趣味に没頭している少年の様な姿をみていると、キュンッと心を掴まれてしまうかもしれません。しかし、心をワシ掴みされる前に、まずは同性の年上の女性へ相談して可能ならば、一緒に同席できる機会を作ってみて下さい。
あなたの理想の相手がこういった子供っぽい男だった場合、遅咲きさせた欲望を今さら抑えることは難しいのです。十分な経験の中に垣間見せる子供の表情なのか、子供の中に垣間見せる大人の男性なのかで、あなたの人生は大きく変わります。
若くて経験も少ない年下の女性であれば尚更、魅力的に感じるかもしれませんが、酸いも甘いも経験している年上の女性であれば、きっと極端に自分の楽しさだけを追求する自分本位な男性に見えるでしょう。
結婚して、子供ができても仲間の誘いを優先したり、趣味やコレクションにお金をつぎ込んでみたり・・。魅力的に見えた子供らしさや純粋さも、いざ蓋をあけてみれば手のかかる大きい子供を育てるようなものです。
成熟した男性と大人男児の違い
子供っぽい男は、目に見えない相手の心情にたって考えることを苦手とし、大人としての自覚や社会的責任から逃避することを選びます。少年期に受けた親からの評価は、人間関係が複雑に絡みあう大人の社会では通用しません。
今までの自分への評価の基準が変わることで、現実社会で通用するには不十分な能力の限界に気づきます。ただ、理想と現実のギャップに打ちひしがれるのは人間なら誰しも感じることです。
心も体も成熟した男性ならば、そんな自分を認め、その差を埋めるために努力したり、先へ繋げるためのアクションを起こします。しかし、子供っぽい男は自分以外の誰かのせいにしてみたり、時には環境のせいにし、その責任を逃れるように考えることを辞めてしまいます。
どんなに仕事を頑張っても、人間性に問題がある場合、期待以上の評価を実感するのは難しいでしょう。大きなプライドを捨てきれない分、対人関係においても虚栄を張りがちで、自分の非を認めることができません。
それは同じ同性よりも、異性である女性に対して顕著に表れます。許すことを前提としてくれた母親の影響でしょう。女性はこうあるべき、という幻想を超えた強気な発言や、公平さを求める女性に対して苦手意識を持つのです。
結婚生活で、こんな旦那さんをもったらどうでしょうか?妻に与えられたのは、全てを許してくれた母親の役割だけです。現実を突きつめ、改善を求めることは、子供っぽい男にとって苦痛以外のなにものでもありません。
ネバーランドに居座り続けることを選んだ子供っぽい男を、外の世界へ連れ出すことは容易ではないのです。あなたの貴重な若い時間を無駄にしないためにも、一度冷静に年上の同性の意見を聞いてみましょう。
大切なことは行動が伴うかどうか
どんな男性にも子供のような純粋さや無邪気さはあります。それを愛しいと思えるのも女性の特権でしょう。しかし、結婚してこんなはずじゃなかったと後悔する前に、十分な経験の中に垣間見せる子供の表情なのか?子供の中に垣間見せる大人の男性なのか?見極めることが大切です。
年下の女性としか付き合いの経験がない男性や、父親との関係、少年期の過ごし方など、さりげなく確認してみて下さい。一番のポイントは、その発言の内容に行動が伴っているかどうかです。
自分の発言に責任を持って努力を惜しまない人。また、自分の非は認め、相手の立場になって考えることができる人。そんな少年の魅力を兼ね備えた大人の男性なら、あなたを幸せにしてくれるでしょう。