付き合ってる彼に「嫌いじゃないけど別れよう」と振られてしまったら、「なんで?どうして?」と理由を聞きたくなるでしょう。そんな中途半端な振られ方では納得できないし、頭が混乱してしまいます。

でも、別れを告げた彼を問い詰めても本当の理由は見えにくいものです。むしろ問い詰めることで逆効果になってしまう場合もあります。

本音を聞き出すには、冷静さを取り戻すことや時間を置くことなど、いくつかポイントがあります。彼の本音を探るために、考えられるパターンを紹介します。

彼の方も混乱している可能性がある 時間を置くことが大事

「嫌いになったわけではないけど別れたい」というのは、「好きではなくなったが、嫌いになったわけではない」と言い換えることができます。なんとも中途半端な言葉ですが、彼の方も混乱している場合があります。

別れに関する決定的な出来事がない場合、付き合いはじめのトキメキやドキドキ感がなくなってきたことを「嫌いじゃないけど別れたい」と表現している事が考えられます。

付き合いが長くなるとマンネリ化するのはみんなが通る道です。ドキドキ感はなくなっていくけれど、代わりに安心感や2人だけの空気感というものが積み上げられていきます。

最初のドキドキ感だけを「恋愛」とするならば、その彼は何度も同じことを繰り返すでしょう。長い目でみると、復縁のチャンスは彼がその過ちをおかした時です。

そこまで待つのはなかなか難しくても、彼に自分の気持ちをゆっくり考える時間を与える意味で、時間を置いてから「やっぱり一緒にいようよ」と優しく声をかけることで復縁できる可能性はあります。

「嫌いじゃない」は優しさに見せかけた自分本位な振り方

別れたい前提で、いかに嫌われずにきれいに別れるかを考えて発した言葉なら、彼の言葉に本当の優しさはありません。

例えば「新しく好きな人ができたから別れたい」というのであれば、受け入れることはできなくても「理由」はわかります。

でも、そうは言わず、好きな人はできたけれど、あなたのことが嫌いになったわけではないという言い回しはずいぶん身勝手な振り方です。

本当に嫌われているわけではないのなら復縁の可能性はありますが、都合のいい女に成り下がってしまう場合もあります。自分を大切に考えて、冷静に判断しましょう。

かまってほしいからあなたを振り回している可能性も

「嫌いじゃないけど別れたい」という中途半端な別れの切り出し方は、あなたを試そうとしている可能性もあります。女性の方がよく使う手段ですが、突き放すことで相手の愛情を確かめたいのです。

ここは女のカンを頼りに彼の本心を見極めたいものです。駆け引きと考えてもいいでしょう。かまってほしい気持ちを察して泣きつくのがいいのか、だまって身を引くのがいいのか、彼がどういう女性を求めているかを考えましょう。