「遠距離になってもがんばろうね」と約束した日から1年。突然「付き合っていても楽しくない」と彼に振られる結果になったんです。

はじめは、「人生終わり」くらいまで落ち込み、本当にご飯が喉を通らないことってあるんだなと実感しました。しかし、その失恋のおかげで今の幸せを感じることができています。

これから書く話は私の体験談です。私と同じように遠距離で失恋してしまった女性にぜひ読んでもらいたいです。

遠距離はとにかくお金がかかる

元彼とは、大学のゼミが一緒だったことがきっかけで仲良くなり付き合い出しました。就職を機に私は地元である関西に残り、彼は九州へ。新幹線で行けば2時間足らずでいくことはできたのですが、往復3万円ほどの交通費がかかります。

さらにデート代や食事代を合わせれば、贅沢しているつもりがなくても1回会う度に5万〜6万円が飛んでいく状況になっていました。

遠距離恋愛中はとにかくマメにやりとり

1回会うだけで5万円以上の出費になるので、さすがに毎月会うことはできませんでした。その代わり、毎日電話やLINEのやりとりをして、お互いがどこで何をしているのか随時報告しあっていました。

おかげで元彼に浮気の気配はなかったし、私自身も寂しい気持ちにならずに済んでいたのですが、今思えば仕事前に「いってくる」とメッセージを送り、帰宅したら「帰ってきたよ」と報告するだけの淡白なやりとりだったなあと思います。

会っている1分1秒が大切

普段なかなか会えない分、会った時は思い切り楽しんで帰りたい気持ちが強かったので、私が九州まで彼に会いに行く時は、観光名所へ出かけることが多かったです。

朝から夜まで、時間の許す限り遊んでいました。元彼と会っている時はとても濃い時間を過ごしていたので、その分帰りの寂しさは相当なものでした。

遠距離で失恋してからの変わったこと

2ヶ月に一度、元彼に会うために日々節約しながら仕事を頑張ってきた私は、いつのまにか無駄遣いする習慣がなくなっていました。そのため失恋後はどんどんお金が貯まるようになりました。

貯まったお金で、来月は1週間ほど有給をとって海外旅行に行く予定です。遠距離恋愛中は、元彼と会うたびに消えていたお金ですが、自分の趣味やたのしみのために自由に使えるのは気持ちが良いものです。

誰にも縛られない生活に

元彼とまだ付き合っていたころは、遠距離がお互いの不満要素にならないように毎日連絡をとるようにしていましたが、正直「義務感」は否めませんでした。

元彼がいつもと同じ時間に連絡を返してこなかっただけで「なんで返事がないのか」と半信半疑になったこともあります。