女性なら誰でも恋バナが好き!?特に彼氏ができたばかりのときや、ラブラブ全盛期のとき、女性は女友達を中心に周りに自分の彼氏の話をしたくてたまりません。

いったん始まると次から次から、出るわ出るわ、彼氏とのエピソード。(主にノロケ!)聞いているほうも「はぁ~」と思わずうんざり溜息がこぼれることも。

一方で、彼氏がいることをひた隠しにする女性もいるそうです。これは「言わない」から目立たないだけで、ひそかにかなりの割合で存在しているという一説も。

せっかくのハッピーな話をひた隠しにしようとする彼氏がいると言わない彼女の心理って何だと思います?付き合ってるの恥ずかしい??実はここにも奥深~い、そして複雑な女性ならではの心理が隠されていたのでした!

自慢が出来ないと思っているから

彼氏がいると言わない

その彼氏が、とてもじゃないけと人に自慢できるようなタイプじゃないんじゃないの~?…というのは真っ先に誰もが思いつきそうな発想。そのとおり、そういう場合もなきにしもあらずなんですよね。

人柄に惹かれてつきあっているんだけど、スペック的に人に誇れるような部分が欠如している彼氏だと、あまり人には言いたくない。それは当たっています。「絶対そんな人、やめたほうがいいよ」と、十人中八人くらいは反対しそうなタイプの男性。

つきあっているのは当人ですから、そんな反論も右から左へ流しておけばいいことなのですが、やはりそこは女性。自分の彼氏をけなされるのは不本意に決まっています。「彼氏いるの」と言ったとたん

  • どんな人?
  • どこに勤めてるの?
  • 写真見せて!

等の質問責めを避けるために「いない」ふり。これは大きく頷ける話です。

彼氏がいると言うと僻まれるから

これは、前章と全く逆のパターン。スペック的に全てイケている。女性なら十人中十人が、「素敵~!!」と絶賛しそうな高得点を所持している男性が、思いがけず自分の彼氏になったら。その場合でも女性は「彼氏がいる」となかなか口に出せません。

何故ならこれも前章と真逆で、女友達をはじめ周囲の反感を今後が自分がかってしまうに決まっているから。女性同士のマウンテンは、つきあっている彼氏も大きな要素に入ってきます。「私、めちゃくちゃ素敵な彼氏がいるの!!」と口に出そうものなら、たったそれだけで

  • なんだかあの子感じ悪い
  • 彼氏、彼氏、って騒いでないで仕事しなさいよ
  • どうせ、飽きられてすぐ捨てられるわよ

なんて怖~い嫉妬と八つ当たり的な嫌がらせが始らないとも限りません。女同士でうまくやっていこうと思ったら「彼氏なんて、ぜーんぜんいません!

私みたいなの相手にしてくれるような奇特な男性いるわけないって」とギャハハと笑っている女性に皆安心して仲良くできるものなのです。「彼氏いないふり」は、女性同士の親交のとても重要な技術なのです。

自分でも彼氏かハッキリ分からない

彼氏がいると女友達にも言わない

高校生の頃なら「つきあってください」等の告白があり、それが成立したときのみ「彼氏」「彼女」の関係がスタートしました。ですが、大人になるにつれて、こんなハッキリした告白はなかなかなく、「気が付いたらつきあってた」というごく曖昧なものが殆ど。

「これってつきあってるの?」と良く分からない「彼氏もどき」の人も存在していたりします。将来の話もしていなければ、お互いの自宅さえ知らないなんてことも。ただ定期的にデートして、セックスもあったりなかったりで、何となくお互い居心地がいいから一緒にいる。

「○○くんって、私の彼氏なの??」と思わず面と向かって聞いてみたい衝動にかられることもありますが、それはそれで特に追求しなくてもいいかな、程度のとても緩い関係が長く続いていることってよくあるのです。

「彼氏」という存在を敢えて曖昧にしておく。それが心地いい。そう考えている女性は、女友達の前でも「彼氏がいる」宣言は、ぼやかしておくものなのです。

「彼氏がいる」をNGとする女性の心理番外編

例えば相手が婚カツ中の場合。彼氏と別れたばかりだったり、苦しい恋の真っ最中だったり。そんなときにも、心ある女性は、「彼氏がいる」話は、タブーとしてひかえることもあります。

「婚カツ疲れで落ち込んでる友人に、彼氏できたって言ったら、ごめん、今その話聞きたくないとハッキリ言われました。正直、キツいこと言うな…と悲しかったですが、配慮が足りなかったと反省してしまいますね。

「彼氏話はお互いハッピーなときにするものですよね」と言う女性がいますが、全くそのとおりだと思います。女性は複雑な生き物。相手を選んで「彼氏がいる・いない」の話をできる女性が、本当にマナーを持った素敵な女性なのかもしれませんね。