大恋愛をした後、別れてしまうと、その恋をした相手のことは忘れることはできない、と言われています。

二人で過ごした日々、そしてさまざまな記憶が脳にインプットされてしまうことからも、簡単に忘れることはできません。

さて、理由はそれぞれながら別れてしまったカップルのうち、元カレの方が元彼女を諦められない、というパターンが覆うあります。なぜ、元彼女のことを諦められないのか、その心理4つ紹介していきます。

1.自分が好きなのに振られたから

まず、元彼女を諦められない理由としての大前提として、“振られた”ということが関係しているかもしれません。

基本的に、恋は振られた方が相手のことを諦められないパターンが多いです。その理由は、振る方は相手への気持ちがいろいろと無くなってきており、ほとんどがお情けで関係を続けており、振られる方はまだ恋の過渡期にあるからです。

相手のことを絶頂レベルで愛している時期に、突然「もう、これ以上は付き合うことができない」と言われれば、困惑するに決まっています。

まず、大好きな状態で振られているため、今の現状を冷静に見ることができない、ということが関係しているでしょう。

2.思い出がたくさんある

人間の生活は、ほとんど記憶を頼りに生きているといっても過言ではありません。朝起きて歯を磨く、仕事場、学校へと行く、授業を受ける、ご飯を食べる、帰宅する、お風呂に入る、寝る…。

全て、記憶としてインプットされ、それを想起させることができるため、毎日同じ行動を続けることができるのです。となると、大好きだった元彼女との思い出のボリュームがあればあるほどに、辛く、都度思い出してしまうことになります。

馴染みのカフェ、元彼女の好きだったご飯、元彼女の好きだった服装、元彼女の好きだった音楽など、全てがトリガーとなってフラッシュバックのように脳内を駆け巡ります。

結果的に、心が休まる暇が無く、24時間元彼女のことを考えてしまうほど、苦しい生活になってしまうわけです。思い出が多いと、なかなかその事を忘れるのは、それ以上のインパクトが必要です。

3.それ以上の人がいない

吹っ切れてほかの女性を好きになろうと思っても、やっぱり元彼女と比較し、さらに元彼女の方が優れていると思ってしまう。

多少、美化しているところもあるでしょうが、自分にとって元彼女以上の人が現れない、いない、探せないとなると、「逃がした魚は大きかった」という感じで、ますます元彼女の存在が大きくなっていきます。

当然、自分にとってのそんないい女を諦められるわけはなく、いつまでも元彼女の存在を追い続けてしまうわけです。