もちろん全て相手の言いなりになってしまっても自分の発言は許されると勘違いしてしまい、要望がエスカレートしてしまうので注意が必要です。大切なのは一度相手の要望を聞き、それに対してあなたがどこまで答える事が出来るのかを相手に理解してもらう事なのです。

4.本格的な治療をすすめてみる

あなたがもう自分の力だけでは手に負えない・・と、ストレスを感じ始めたら本格的な治療を進めてみるのも一つの手です。

潔癖症の人が全員、自分が潔癖症だという自覚があるわけではありません。あったとしても、自分では普通のことなので、そこまでおかしなことだと理解していないことが殆どです。

そのため、いきなり「一緒に専門医に診てもらおう」と相手に提案しても、首を縦に振ってくれないと思います。その場合は、根気よく旦那を説得しなければいけません。大切なのはあなたの気持ちを相手にうまく伝えることです。

素直に「あなたとずっと一緒にいたいけど、それも限界が来ている。お願いだから治療も考えてほしい」と相手に切実な思いを伝えてみましょう。

そうすることで相手も治療という選択肢を考えてくれるかもしれせん。一人の力だけではどうしようもないと感じたのなら、専門医に相談してみることも考えてください。

5.心の余裕

それでもやっぱり相手の症状とうまく付き合うことができない・・と感じたのなら、いい意味での無頓着になりましょう。

いくら好きで結婚していても、所詮は他人同士です。お互いの気持ちのバランスが崩れてしまうと二人の歯車が狂ってしまいます。潔癖症の夫を持つ人に大切なのは、心に余裕を持つ事です。

それがなぜ無頓着という言葉につながるのかというと、相手の要望や意見はある程度聞きつつも、心の中で「どうしてこんなに神経質なのよ!」と思うのではなく、「まぁいいか!」と思う事によって、あなたのストレスも半減されるからです。

あなたが限界を感じてしまうと、夫婦関係がいよいよ危うくなってしまいます。おおらかな気持ちで相手の現状を受け入れて、いい意味での無頓着になることが、あなたのためにもなるのです。

一人で悩まない

結婚生活を持続させていくことで一番大切なのが、お互いに無理をしない事です。相手の要望を聞いてあげることはとても大切なことですが、あなたの許容範囲を超える行為を求められれば、いつか限界が来ます。そんな時は、一人で悩みすぎないで家族や専門医にも相談してみましょう。