しかし、それで会話を奪ってしまうのでは、相手は面白いはずがありません。せっかく話そうとしているのです。自分が話したい気持ちは抑えて、あえて知らない振りをして聞いてください。

5.話の腰を折らない

聞き上手になるには、話の腰を折らないようにしなくてはいけません。会話に分からないことがあれば、聞いてしまうのは当然です。しかし、タイミングには注意しなくてはいけません。

イチイチ会話を止められてしまうのでは、気分よく話せません。また、低レベルの質問をしてしまうと、「そんなことも分からないなら、話しても無駄かな?」と思われてしまうことも・・。

そのため、自分には難しい話だと思ったら、分かったふりしてスルーするのが無難です。適当に相槌を打って、ただ聞くことに徹してくださいね。

6.オウム返しする

聞き上手になるには、相手の話に的確な返答をすることが求められます。しかし、それは簡単なことではありません。相手が何を考えているのかなんて分かるはずがないですからね。

そこで、相手の言ったことをオウム返しするのはどうでしょう。これなら、誰でも簡単にできます。また、相手の言ったことを返すのですから、相手にとっても不満はないはずです。

人間は面白いもので、自分の言ったことを大して覚えていません。そのため、自分が言ったことを返されても、「この子は分かっているな」なんて思ってしまうのです。もちろん、そのままオウム返しするのではいけません。重要な部分はそのままで、少し表現を変えるぐらいはしてください。

7.後で分からないことは調べる

聞き上手になりたいのなら、その場の会話だけ頑張るのではなく、会話の後で分からないことを調べる癖をつけてください。そうすることで、次回話す時に必ず役に立ちます。

また、しっかり調べておけば、「前回の話に興味を持ってくれたんだな」と思ってもらえます。誰だって興味を持ってくれない人より、興味を持ってくれた人と話したいはずですからね。

どうしても、聞き上手というと、表面上のコミュニケーション力を重視してしまいがちですが、最終的には中身が大切です。地道な努力を惜しまないようにしてください。

相手にしっかり対応する

聞き上手になるためのテクニックがある以上、使えるものは使った方がいいことは間違いありません。しかし、そんなテクニックにばかり頼ってしまうのでは、下心が見透かされてしまうことも・・。

それでは、聞き上手になるどころか、話したくない相手になってしまいます。一番大切なことは、相手にしっかり対応することです。そこの部分は忘れないようにしてください。