1.否定や反論をしない

自己愛が強い人が最も嫌がることは否定や反論です。本気で自分が、「一番」「正しい」と思っています。周りがとやかくいっても、この性格は変わりません。言うだけ無駄なのです。

もし否定をしたい場合は、嫌われる事を覚悟しないといけません。上手く付き合わないといけない相手なら、それではダメですよね。

唯一、否定や反論をしてもいいのは尊敬されることです。自己愛が強い人でも尊敬する人のことは素直に聞けるものです。しかし、そう簡単に尊敬を勝ち取るのは難しいですよね。

これらを考えれば、結果的にグッと堪えているのが一番平和で簡単な方法と言えるでしょう。笑顔で相づちが最も簡単な対処法なのです。

2.自信を持っている所を褒める

自己愛が強い人は、褒められることが大好きです。ただ、自信を持っている所を褒めて欲しいと考えているため、「取りあえず褒めておけばいいだろ・・」などと適当に対応していると逆効果になってしまいます。

確かに本音はそう思っていないので仕方がありません。自分が尊敬している人なら自然に言葉が出ますが、そうでない人には褒める部分を探すのも大変ですからね。

あなたも自信がない部分を褒められてしまうと変な気持ちになってしまいますよね?「無理に褒めているな・・」なんて思ってしまうと逆にテンションが下がってしまうものです。

誰でも褒めて欲しい部分はあるはずです。自己愛が強い人は、その部分が非常に分かりやすいです。いつも自慢していることを褒めればいいのですから。

人間の脳はいい加減で、自分で自慢したことを忘れてしまうものです。そのため、自慢したことを他の人から褒められると、「こいつよく分かっているな!」となるのです。よく自慢していることを覚えておくと役に立ちますよ。

3.相手が得意な分野で張り合わない

自己愛が強い人は自信過剰な割に能力が伴っていないことも多いです。しかも、どちらかと言えば嫌いなので、打ち負かしたい願望もあるでしょう。もしかしたら、周りも打ち負かして欲しいと思っているかもしれません。

「得意な分野を自慢されたけど・・自分の方が絶対上手くできる。」そんな時は、ついつい張り合いたくなるものです。しかし、ここで調子に乗って張り合ってはいけません。

傷つきやすくプライドが高い相手に勝ってもいいことはありません。恨まれたり、嫌われたりするだけです。付き合いを続けていく以上、ネガティブな印象を与えてもいいことはありません。

我慢も必要

自己愛が強い人の特徴と上手な付き合い方を紹介しました。ストレスが溜まる相手ですが、付き合っていかないといけないのなら我慢が必要です。