カナダの一番最東端ケベック(Quebec)州のモントリオール(Montreal)、ここはカナダで唯一の、フランス語が第一言語として使われている州です。昔々、カナダが出来る前、当時価値がとても高かったという動物の毛皮を狩りに、フランス人がモントリオールに来て開拓していったのがはじまりと言われています。

人々はフレンチカナディアンと呼ばれ、今でも3分の2の人口を占めています。ですので、モントリオールには言語だけでなく、たくさんの中世ヨーロッパ風の建物、ファッション、食文化などが浸透しており、歩いているだけで気分の上がるようなとても可愛く、楽しい街です。

今日はそんなカナダのようでカナダでない、おしゃれな街ケベック州モントリオールについて紹介したいと思います!

ノートルダム大聖堂“Notre-Dame Basilica”

モントリオール出身のセリーヌディオンが結婚式をあげた、この協会。一度は聞いたことがあると思います。外見も日本にはない繊細なつくり、とっても幻想的で神秘的な建物。はじめて訪れたときは私も息を飲みました。

世界最大級のパイプオルガンとその美しい音色!夏の時期になると教会内で音にあわせて光のレーザーと映像が動くプロジェクションマッピングのイベントもやっています。こちらも協会の雰囲気ならではのショーが見られますよ!

モンロワイアル公園 “Mon-Royal”

モントリオールのシンボルともされていて、街の建物はすべてこの山より低い作りになっているので、山に登れば街が一望できてしまいます!

カナダはメープルの紅葉がすごく有名ですよね。秋、この山から見渡す景色は赤、黄色などの紅葉で染まりとても綺麗です。

冬には、真っ白な雪化粧が一面に広がります。夏にはたくさんの人が山の芝生に寝転がりピクニックをしていたり、公園に設置されているピアノを弾いたり、お昼寝をしたり、とても優雅な時間が流れています。この山、モントリオールに来たら是非登ってみてください。

ほかにも、モントリオール美術館、シルク・ド・ソレイユ、植物園、聖ジョセフ大聖堂、おいしいグルメなど行きたい所は、たくさんありますが、個人的に3番目に紹介したいのはなんといっても、モントリオールのひとつの魅力としてカナダ人みんなが口を揃えて言うナイトライフの充実です!

多彩なナイトライフ

モントリオールはカナダで一番の夜の街でもあります。見渡す限りどこへ行ってもたくさんのクラブ、バー、パブがあります。さらに「ブランチ」というヨーロッパの文化で遅い朝ごはん。

朝ごはんと昼ごはんの間の時間に取る食事のことを言いますが、ブランチレストランもとても多く、その時間からお酒を楽しむ人も多いようです。カナダの人たちは本当にお酒が好きで、ビールの種類も数え切れないほど地ビールが盛んです。

レ・トロワ・ブラッサー(Denis street)

モントリオールの地ビールが飲めるレストラン。郷土料理もあり、旅行客におすすめです。

ハウス オブ ジャズ(Rue Aylmer street)

モントリオールはジャズ・フェスティバルなども盛んです。ここではおいしいお酒を飲みながら、ジャズの生演奏が毎晩きける、とてもロマンチックでオシャレなバー。