2.魚の種類がなさすぎる問題

続いては、魚の種類が少なすぎる問題についてですが、まずはその前に、カナダと聞いたら何を思い浮かべますか?

メープルシロップや雄大な自然、アイスホッケー、アイスホッケーなどさまざまな答えが出るでしょうけれども、サーモンを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。

カナダのスーパーで鮮魚コーナーに行くと、サーモンがずらりと陳列されています。

魚売り場

写真に見える赤身魚は、すべてサーモンです。普通の切り身だけでなく、ハーブなどを揉みこんでいるサーモンもありますが、鮮魚コーナーに陳列されている魚はサーモンばかり。その他はティラピア、タラといった白身魚が少し並ぶ程度です。

お惣菜だとホタテやエビ、冷凍コーナーに行けばマグロの切り身などが置いてあることもありますが、カナダでゲットできる生魚はとても限定的。

海に囲まれて、種類豊かな海産物を食べて育つ日本人にとってみると物足りなさを感じることが多いようです。

3.食パンが薄すぎて多すぎる問題

3つ目は、食パンが薄すぎる、そして多すぎるという問題についてです。

ベーカリーコーナーに陳列されている食パンの種類は、いずれも大きさ・薄さは日本で一般的に売られている食パンの半分ほどととてもミニサイズ。

カナダではサンドイッチをランチに持っていく家庭が多いためか、本当にどのメーカーの食パンもほぼ同じサイズなのです。そして2つ目の問題が、食パンの量が多すぎるということ。

パン

一袋あたり、なんと約20枚も入っています(ちなみにこれで$2~4)。大家族でない限り、一度食パンを買うとほぼ毎日パン食となってしまうので、慣れないうちは食パンの消費に苦労してしまいます。

もし日本のように厚切り食パンでトーストを楽しみたいというときは、切られていない食パンを一斤かって、お店のスライサーで好みのサイズに切るとOK。

しかし、自分でカットするタイプのパンは賞味期限があまり長くないものが多いので、買ったら急いで消費しましょう。