韓国大手の菓子メーカー「オリオン」が手作りのプレミアムチョコパイを発表し「CHOCOPIE HOUSE」をオープンさせました。「CHOCOPIE HOUSE」のプレミアムチョコパイは発売開始から5日間で1万個を売り上げるという人気ぶり。
1年足らずで韓国国内で「CHOCOPIE HOUSE」は15店舗に拡大しました。韓国のお土産の代表とも言えるチョコパイが高級チョコパイに進化したとなれば、気になる人も多いはず!韓国で人気急上昇中のプレミアムチョコパイショップ「CHOCOPIE HOUSE」のご紹介。
目次
韓国の「CHOCOPIE HOUSE」とは
オリオンといえば、韓国で一番売れているチョコパイである「チョコパイ情(ジョン)」が有名ですよね。パッと目を引く赤色のパッケージに漢字で「情」と書いてあるので、日本人から見ても親しみやすく思わず手に取りたくなる商品です。
この「チョコパイ情」の元となる「チョコパイ」はなんと1974年にオリオン(当時の東洋製菓)から作られたものなんです。オリオンの社員がアメリカで食べたお菓子をヒントに、マシュマロをサンドした元祖チョコパイが作られました。
オリオンのチョコパイがヒットしたことでロッテやクラウンなどの主要菓子メーカーもチョコパイを発売し、今では韓国で国民的おやつと言われるほどになりました。そして、1995年の中国への輸出をきっかけにして今では世界約40か国に輸出されています。
このような歴史と実力を兼ね備えたオリオン「チョコパイ情」のプレミアムバージョンと言うべきチョコパイが「CHOCOPIE HOUSE」で販売されています。
オリオンはプレミアムチョコパイを国を代表する高級な韓国土産にしたいと考えていて、なんと東京で売られている「東京ばな奈」を目指しているそう。早速、プレミアムチョコパイがどんな商品なのか詳しく見てみましょう。
プレミアムチョコパイの種類は?
現在は、オリジナル・塩キャラメル・レッドベルベット・カカオ・インジョルミ(きなこ)・イチジク&ベリーの6種類。オリジナルはバニラ味。レッドベルベットはストロベリー味です。
プレミアムチョコパイの値段は?
オリジナル・塩キャラメル・レッドベルベット・カカオの4種類は、それぞれ1個2500ウォン。インジョルミ(きなこ)・イチジク&ベリーは1個3000ウォンです。
ばら売りもしていますが、デザインが可愛くてしっかりした箱に入ったギフトセットもおすすめです。通常、
- 4個セットが10000ウォン
- 8個セットが20000ウォン
- スペシャル8個セットが22000ウォン
場所によっては、セットの値段が4個セットで500ウォン、8個セットで1000ウォン割引きになってお得になっているところもあります。
「CHOCOPIE HOUSE」プレミアムチョコパイのご紹介
プレミアムチョコパイの美味しさは、一般のチョコパイとは違ったオリオン独自のスペシャルレシピに秘密があります。
- ☆リアルチョコレートコーティング :100%カカオバターで作った深いチョコレートの味わい
- ☆スノーマシュマロ :天然バニラビーンズを配合した雪のような口溶け食感
- ☆スペシャルフィーリング :パティシエの特別レシピで作った驚きのアレンジ
- ☆シークレットビスケット :プレミアムバターをふんだんに使って柔らかくて香ばしい口当たり
包装は、一般のチョコパイと差別化して高級感のある豪華なパッケージになっています。ちなみにオリオンは、環境に配慮した包装技術を開発した結果「CHOCOPIE HOUSE」のプレミアムチョコパイが韓国の「第8回グリーンパッケージ公募展」で最優秀賞を受賞しました。
では、さっそく袋を開けてみます。中身を見るとまず、チョコパイの大きさに驚きます。普通のチョコパイの1.5倍ほどの大きさに見えます。そして、袋の中からは高級チョコレートをイメージさせる芳醇なカカオの香りが漂います。
そして、普通のチョコパイにはない特徴がもう一つ。手で持って食べるときに、チョコレートが溶けて不便がないように「紙トレイ」が使用されています。製品を保護する役割と、食べるときに手が汚れないという役割を両方兼ね備えた機能的な包装になっています。
早速チョコパイを口に含むと「やっぱり一般のチョコパイと違う!」と感じます。まず、チョコレートが美味しいしシークレットビスケットという名のケーキ生地もリッチな味わい。
そして、マシュマロの口溶けは新食感!と言ってもいいくらいに、ふわっと口の中で溶けてなくなります。全体的にみると、上質な材料を使っているので非常に上品なチョコパイになっているという印象です。
「CHOCOPIE HOUSE」に生チョコも登場!
最近「CHOCOPIE HOUSE」に生チョコレートが登場しました。種類は全部で2種類。「生チョコレートミルク」と「生チョコレート コールドブリュー」です。パティシエが厳選したプレミアムな原料を使って作られていて、口溶け柔らかな本物の生チョコレートを味わうことができます。お値段はどちらも一箱13000ウォンです。
ラインフレンズとのコラボも!
「CHOCOPIE HOUSE」の明洞駅店では、ラインフレンズとコラボレーションした特別パッケージの形でチョコパイが販売されています。パッケージにはラインフレンズの中の人気キャラクターである「ブラウン」と「コニー」が描かれていて、特に韓国人の若者や外国人観光客に大人気なんです。お土産に買って帰ったら喜ばれること間違いなしです。
まとめ
スイーツ、デザートといえば日本のお菓子が一番と思っていましたが、今回は韓国のお菓子業界も負けてないなと実感しました。もし、韓国旅行で「CHOCOPIE HOUSE」を見かけたら、今までのチョコパイとの違いを是非感じてみてくださいね。