また、初対面の人同士で会話が途切れた時も、「たくさんおしゃべりして疲れたから、ちょっと休憩の時間」としてとらえることもできるのです。

「沈黙は悪いものだ」と決めつけるのではなくて、「今ちょっとお互い休憩してるだけなんだ」と考えることで、少し沈黙が怖くなくなるはずですよ。

沈黙が気にならない人になる方法5つ

上記では、沈黙が怖い人の心理を見ていきました。それでは沈黙への恐怖を克服して、沈黙が気にならない人になるためにはどうすればいいのでしょうか?その方法を紹介していきます。

1.沈黙している間に相手をよく観察する

沈黙を恐れている人は、自分のことでいっぱいいっぱいになりやすい傾向にあります。

例えば会話が止まったら、「気まずいなぁ」「つまんない奴って思われてるのかなぁ」など、自分のことにばかり意識が向いてしまうのです。これは相手の気持ちを伺っているだけで、思いやれているとは言えません。

そこから脱するためには、まず相手に対して意識を向けること。具体的には、自分の不安な気持ちはまず脇に置いて、相手をよく観察するのです。

よくよく相手を見ると、「疲れてるのかな?体調悪そう」「眠いのかな?」なんて気が付くかもしれません。そんな時に、「もしかして寝不足ですか?私に遠慮せず寝てくださいね」なんて言えれば、逆に好感度アップです。

沈黙を恐れる前に、相手をよく観察して思いやることを心がけましょう。

2.目が合ったらとりあえず笑顔

沈黙がなぜ怖いのか、考えてみたことはありますか?それは相手が何も言わないから、何を考えているかわからないからかもしれません。そしてそんな時に、「沈黙は嫌だけど、何をしゃべったらいいのかわからない!」とパニックになってしまう人も少なくありません。

だけど、コミュニケーションで大切なのは言葉だけではありません。たとえ話すことはなくても、相手と目を合わせてとりあえず笑ってみる・・それだけでも場は和むはずです。

笑顔を向けられて嫌な気持ちになる人はいません。お互いに笑顔を見せる余裕ができれば、少しは沈黙も痛くなくなるはずです。

3.社交辞令を止める

沈黙するのが嫌だからと言って、無理に会話をしようとする人もいます。相手に興味がないのに、「趣味はなんですか?」「ご出身は?」なんて聞いて間を持たせる・・。だけど、それは相手には「実は興味ないんだろうな」とバレバレです。

沈黙以上に社交辞令にまみれた会話の方が、人は疲れてしまいます。ですので、思い切ってできるだけ社交辞令を止めてみましょう。