「何でそんなことも分からないの?融通が利かないな・・」なんて言われたことありませんか?真面目なことはとてもいいことです。しかし、時には空気を読んだ柔軟な対応を求められます。世の中って難しいですね・・。

今回はそんな真面目すぎることに悩んでいる方のために、融通が利かない人のための性格改善法を紹介します。180度変わる必要はありません。少しだけ融通の利く人間になってみませんか?

融通が利かないのは悪いことではない

融通が利かないことは、別に悪いことではありません。確かに柔軟に対応することは大事ですが、やはり基本(ルールや常識)が大前提です。

たまに融通が利かない性格を直そうとして、今まできちんと守ってきた基本を蔑ろにしてしまう人がいます。これでは柔軟ではなく、だらしないだけです。

融通が利かないことが悪だという考えは捨て去ってください。基本はそのまま大切にして、そのうえで状況によって自分で正解を導き出せるようになりましょう。

柔軟に対応して良いこと悪いこと

何でもかんでも柔軟に対応すればいいというわけではありません。すべきかどうかを正しく判断できるようになることが、融通が利かない性格を改善する第一歩となります。

正しい判断基準としては、単なる相手の都合か?それとも、総合的にプラスになるのか?ここが肝心です。

基本を蔑ろにして、自分に都合よく動いてくれないことを「融通が利かない!」と愚痴る人は意外と多いです。当然、このケースでは柔軟に対応する必要はありません。ルールを破ることに手助けをしてしまうだけですからね。

一方、基本を守るよりも総合的にプラスになる場合は、敢えてマニュアル通りに動いて損をする必要はありません。そんなことをしても誰も喜びませんし、周りにも「本当に気の利かない奴・・」と呆れるでしょう。

淡々とルールを守って損をしていれば、壊れたロボットと同じですからね。

融通が利く人なんて殆どいない

柔軟に対応するべき案件かどうか?正しく判断できるようになっても、簡単に融通が利く人間にはなれません。

頭では柔軟に対応したほうがいいと分かっていても、「本当にその考えが正しいのか?もし、融通を利かせることが裏目に出たら・・」なんて不安が頭をよぎるからです。

融通を利かせるには、正しく判断できる知識や経験が必要になってきます。当然、責任を追う覚悟も必要です。こう考えると、「融通が利かないな~」なんて言っている人も、実は融通が利く人間ではなく、ただ単に基本を蔑ろにしている適当な人ばかりと言えます。

魔法の言葉「自己責任」

「そんな適当な人のために、なぜ自分が責任を取らないといけないのか?それなら、融通が利く人間になんてなる必要はない!」と思うことでしょう。その気持ちは分かりますが、それでは性格を直すことはできません。