ワインといえば、やっぱりフランスと思う人が多いかもしれません。しかし、ワインの教科書を開いてみると、ドイツにも有名なワインの種類はあるのです。
ドイツの土壌や気候的には、辛口のワインよりは甘口の白ワインが有名です。今回はドイツに来たら試してみてほしいワインをご紹介します。

リースリング(Riesling)
ドイツの白ワインといえばリースリングです。ドイツのリースリングは甘口が多いかと思われるかもしれませんが、甘ったるいわけではありません。
スッキリとしたフレッシュな味わいで、とても香りが強く、ピーチやチェリー、アプリコットなどのフルーティーなイメージの味わいです。お寿司や魚料理には合いやすいでしょう。
また世界三大貴腐ワインのトロッケンベーレアウスレーゼもリースリングです。食後のデザートがわりに、甘みが凝縮されたワインでディナーコースを終えるというのも、オシャレではないでしょうか。
シルヴァーナ(Silvaner)
ワインにあまり詳しくない人は、ご存知ないかもしれませんが、シルヴァーナはリースリングより早熟で、基本的にニュートラルな味わいです。
ニュートラルな味わいと聞くと、深みがない様に聞こえますが、ワインがあまり得意でない人や癖が強いワインが苦手な人には、癖がないのでとても飲みやすく、ワインの苦手意識が変わるかもしれません。
マイルドで穏やかな味わいなシルヴァーナは、気候や土壌の状態によって味が左右される繊細さも兼ね備えています。
ヴァイスブルグンダー(Weißburgunder)
ドイツ人に大人気ののヴァイスブルグンダーは、他の国ではピノ・ブランとして知られています。ヴァイスブルグンダーは辛口のものが多く、ナッツの香りやピリッとした香辛料の香りが楽しめるワインです。
グラスに注がれたワインを最初にテイスティングすると、華やかな印象を受けますが、飲んでみると凛とした辛口で、お酒が大好きな人はどんどん飲んでしまう飲みやすさです。
ランチの時にサラダやパスタと一緒に、白ワインを炭酸水で割るヴァイスワインショーレ(Weißweinschole)も、このヴァイスブルグンダーと割るのが人気です。
平日の昼間でもランチタイムに飲む人も多いので、ドイツでランチする時に試してみてください。
シュペートブルグンダー(Spätburgnder)
ドイツで赤ワインといえばシュペートブルグンダーです。フランスのブルゴーニュ地方のワインで、ピノ・ノワールとして有名ですね。比較的のどこの土壌でも育ちやすいので、色々な地方で作られています。
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