日本人は「他人からどう見られるか」という内向的で自分を守るためのお洒落をするのに対し、フランス人女性は「他人にどう見せるか」という、積極的で自分を魅せるためのお洒落をしているように思えます。

結局は周りにどう思われるかという点を気にすることにかわりはないのですが、フランスは主体性が強い感じがします。

日本だと周りの目が気になるから好きなファッションができないと感じる方もいるでしょう。島国精神が未だに根付く日本人は、他人から浮くことを恐れます。あなたも、「みんなと同じ格好をするのがファッション」だと思っていませんか?

ファッションは、自分を表現するための手段のひとつです。自分はみんなとは違う、唯一無二の存在であることをアピールするために、ファッションでも個性を演出します。

それは年齢を重ねても一緒。「これを着たら若作りに見られるかも」なんて心配は要りません。日本では若い子のアイテムのように思われているデニムジャケットですが、欧米ではお年寄りも普通に着ています。

いくつになっても堂々とお洒落を楽しむ、その姿勢が美しさのヒミツの一つです。

欧米人から見たアジア人女性のミステリー

ネットで話題になった、欧米人から見たアジア人女性のミステリーを一つ紹介します。

私たち日本人を含むアジア人は、総じて若く見られます。40代女性であっても肌は綺麗だし子供っぽいので、20代と間違えられることもあるようです。しかし、ある時期をすぎると、女らしさや美しさを失ったオバさんへと劣化してしまう…という話です。(某国の総裁のようだというコメントがついていました)

フランス人女性が教えてくれるのは、いくつになっても女でいることの重要性。「生涯現役で女である」という意識が根底にあるから、フランス人女性はいつまでも生き生きと綺麗なのではないかと思うのです。