アメリカに来てから日本では出会うことの少なかった現地の人や、その他世界各国の人たちと出会い、様々な文化を知り、カルチャーショックの絶えない毎日。

○○ではそんな文化があるの!?と驚かされますが、逆に日本ではこうだと伝えると、私たちにとって普通のことが驚かれることも多々あります。

そこで今回は外国人からすると理解し難い日本人の言動についていくつか挙げて行きたいと思います。

「空気を読む」って何?言わなくても察する文化

「空気を読む」という表現は日本特有の言葉。英語では空気を読むという表現、そもそも文化自体が存在しないので説明するのがとても難しいです。

日本では話し手は物事をそのままはっきりと言うよりも、少し控えめに、さりげなく伝え、聞き手は話し手が本当に伝えたいことは何なのかを、言葉以外の背景からも理解することが求められます。

それに対し、欧米では物事は基本的にはっきりと言います。遠回しに伝えるなんてことはしません。YESはYESで、NOはNOなのです。

もちろん、日本人でも空気を読むのが苦手な人はたくさんいますが、それでもその言わなくても察するということは欧米人には全くできません。何で直接はっきりと言わなくても分かるの?忍者なの?なんて言われたこともあります(笑)

困った時でもとりあえず笑っておけば何とかなる?

普通笑顔は人にいい印象を与えるものですが、時と場合によっては相手に不快感、誤解を与えてしまうこともあります。

私の周りでもたまにいるんですが、相手の言っていることが分からない時などにとりあえず笑って誤魔化す、その場をしのぐといった行為は、相手に不快感を与えてしまうことが多々あります。

向こうからすると何でこのタイミングで笑うの?何を考えているか分からなくて気味が悪いと思われてしまうことがあるので要注意です。

笑顔でいることは大切なことですが、間違ったタイミングで笑顔でいるのはやめましょう。笑顔が全て解決してくれるとは限りません。

A型は○○?他人の血液型を気にする

几帳面な人などに会うと、この人A型かな?なんてふと思ってしまうことが日本人は多いかと思います。相手の言動などから初対面で血液型を聞いて、やっぱり!なんて思ったことありませんか?

A型はこういう性格の人が多いなど、血液型でその人の性格をイメージするといったような考えを持っているのは日本(もしくは一部アジア圏)くらいです。

欧米では人の血液型は話題に全く上がりません。欧米では相手の血液型よりも星座に興味がある人が多いです。