彼氏が浮気をしている…女のカンは鋭いもので、たいていはそのカンは当たっている場合が多いものです。ただし、カンだけで彼氏を問いただしてはいけません。

「証拠がない」場合、彼氏に白状させるのは難しく、最終的にあなたにとって望まない形になってしまう場合があります。

浮気された悲しさや悔しさ、怒りの感情だけで彼氏を問いたださない方がよい理由についてあげてみます。

証拠がないのになぜ「浮気」を疑うのか

そもそも、なぜ女性は証拠もなく浮気を疑うのでしょうか。例えば、「彼氏の態度が冷たくなった」「話をしていても上の空で聞いてくれない」「疲れているから…とかまってくれない」など、寂しさから感じることもあるでしょう。

もっとわかりやすいのは「携帯を肌身離さず持ち歩く」「携帯にロックがかかっている」「メールや電話が鳴っていてもすぐにはとらない」「急に好みが変わった」「むしろ優しくなった」「聞いてもないのによくしゃべる」など、彼氏の変化を敏感に感じ取っている場合です。

でも、「女のカン」だけでは浮気の「証拠」にはなりません。確信を得たら、ラインの文章やネットの検索履歴、お財布の中のレシート、クレジットカードの明細などの具体的な「証拠」を掴むことが大切です。

「証拠はあるの?」という逆切れ

彼氏が浮気をしていると感じている時、感情のままに「浮気してるでしょう」と問い詰めると、相手はどのような反応をするでしょうか。

「なんでそんなこと言うの?」「信じてくれてないの?」「してるわけないじゃん!」…色々な回答が予想できます。そして、最終的に出てくる言葉は「証拠でもあるの?!」という逆切れです。

「証拠」がないうちは、彼氏も反論の余地があり簡単には認めないでしょう。「証拠がない」ことで、煮え切らない悶々とした日々が長引くことになってしまいます。

問い詰めたことで彼氏が警戒するようになる

証拠もなく問い詰めてしまうと、彼氏の方は警戒心を強め、ますます証拠隠滅を徹底するようになるでしょう。そうなると、ますます証拠を掴みづらくなり、切り札がないまま言い逃れされてしまう展開が予想されます。

また、万が一浮気をしていなかった場合、あなたに対し不信感を持つようになってしまうでしょう。浮気をしていないのに言いがかりをつけられた彼氏の方はたまったものではありません。

「証拠」はあなたにとっても、彼氏にとっても次の行動に移るための必要不可欠なものと言えます。

別れたい彼氏にとっては好都合な場合も

浮気の証拠もなく問い詰めることで、逆に彼氏にとって「優位な状況」ができあがってしまうことがあります。

というのは、彼氏が「浮気」ではなく「本気」で新しい恋愛をしていた場合、あなたと別れのタイミングをはかっていることが考えられます。