嫌なことをいつまでも忘れないで、どうしてあんなことをされたのだろうと深く考え込んでしまう人ほど、物事を根に持ちます。

嫌なことはいつまでも覚えていると、もやもやとして心が重たくなるものです。根に持つタイプの人は生きづらさを抱えているといってもいいでしょう。

嫌なことを忘れられずに覚えているからこそ、口に出して指摘してしまい根に持つ人という印象を与えているのです。

意見しない

さて、根に持つ人の心理について見てきましたが、続いて根に持つ人の対処法です。相手が根に持たないようにしてあげるというのは、その人とよほど深く関わっていかなければ無理なことです。

あなたにまずできることは、根に持つ人には意見しないということです。いつまでも根に持たれることで、あなたにもあなたなりの言い分や反論があることでしょうが、こうした意見を根に持つ人に対して言うことは得策ではありません。

分かってもらえるということはほとんどなく、また新たな不満として蓄積され、さらに根に持ってしまうことが考えられるからです。根に持つ人に対しては、必要なとき以外は意見をせずに付き合っていきましょう。

距離をおいて付き合う

根に持つ人とは距離をおいた付き合いをするのが吉です。どのように接しても、何を根に持たれるか分からないという付き合いは疲れてしまいます。

必要な事柄以外では、あまり関わらないようにしましょう。そうすることで、あなたの心の平穏が保たれます。

相手は変えられない、根に持つ人とは距離をとろう

いかがでしたか。根に持つ人の心の中が分かったでしょうか。根に持つ人は自分にも他人にも厳しく、マイナス思考で、嫌なことを忘れられない人です。

このような心理では、生きづらく変えてあげたいと思うかもしれません。しかし、他人を変えるということはできません。

あなたにできるのは根に持つ人と距離をとって付き合うことで、自分が嫌な思いをすることを減らすことだけです。

根に持つ人だと分かっている人に対しては、なるべく意見せず距離を保って付き合うことでうまく過ごしていきましょう。