日本で「31」という数字でお馴染みのサーティーワンアイスクリーム。韓国にも、日本と同じようにサーティーワンアイスクリームのお店がたくさんチェーン展開していて、街の至るところでお店を見つけることができます。

お店の雰囲気は日本とそんなに変わらないのに、実は日本とは少し違う点があるんです。そこで今回は、日本のサーティーワンである韓国のアイスクリームショップ「baskin robbins」についてご紹介したいと思います。

そもそも「baskin robbins」って何?

baskin robbins

「baskin robbins」とは、日本のサーティーワンの親会社であるアメリカのアイスクリームパーラーチェーンである「baskin robbins(バスキン・ロビンス)」のことです。

韓国のサーティーワンは、親会社のアメリカと同じ名前でアイスクリームチェーンを展開しているということなんです。

「baskin robbins」を英語で言うと「バスキン・ロビンス」ですが、韓国語読みすると「ベスキン・ラビンス」と言うので韓国に来たときには注意してくださいね。

ちなみに日本はなぜ「baskin robbins」という名前にしなかったかと言うと、その名前だとあまり人気が出なかったからだそう。看板には「baskin BR robbins」となっていますが、その真ん中のBRの文字の中心には「31」という数字が浮かび上がります。

そして、日本はアイスクリームチェーンの店の名前をサーティーワンにしたんです。そして、サーティーワンは日本でもアイスクリームチェーンとして人気を不動のものとします。

31種類のアイスクリームがあるから1か月間、毎日違う種類のアイスが食べられますよという意味が込められているというのも有名な話ですよね。

日本と違うアイスクリームメニューも!

baskin robbins メニュー

例えば、今月のフレーバーというのを見ても日本と韓国は違います。2019年1月のフレーバーを見てみると韓国は「ハニーハニーアイスクリーム」というメニューになっています。

それに、日本とはアイスクリームのネーミングも違います。韓国の「baskin robbins」の中で一番人気のメニューはミルク・ダーク・ホワイトアイスの中にチョコボールが入った「お母さんは宇宙人」という名前のアイスクリームです。

その他にもチョコと抹茶アイスがミックスされた「チョコの木の森」や、わたあめが入ったピンク・黄色・水色のカラフルなアイスが可愛い「不思議の国のわたあめ」などが人気があります。

チーズケーキ味のアイスの中にクランチチョコとストロベリーが混ざった「恋に落ちたイチゴ」など、ちょっと変わったネーミングのアイスクリームもあります。名前だけ見ても好奇心がそそられて食べてみたくなりますね。

韓国の「baskin robbins」の価格設定は?

現在、韓国の「baskin robbins」ではコーンかカップのどちらかでサイズが4つ選べます。シングルレギュラー(2800ウォン)、シングルキング(3500ウォン)、ダブルジュニア(3800ウォン)、ダブルレギュラー(5400ウォン)です。

それから、お持ち帰りの方法として韓国ではバケツ型の「ハンドパック」という形をよく利用します。バケツの大きさは4種類で、パイント(7200ウォン)、クォター(13500ウォン)、ペミリー(19500ウォン)、ハプゲルロン(23500ウォン)です。

魅力的なアイスクリームケーキもいっぱい!

baskin robbins おすすめ

日本のサーティーワンにはシンプルで可愛いらしいケーキが並んでいるというイメージですが、韓国の「baskin robbins」には、かなり派手でインパクトがあるアイスクリームケーキが多いんです。その中のいくつかをご紹介します。

①シークレット回転木馬

アイスクリームの上についているのが、秘密の装置!白いクマのキャラクターを持って装置を回すと上からチョコレートのトッピングがアイスケーキの上に降り注ぐという仕組みです。子供たちが喜びそうですね。

②開け!オーバーアクションうさぎ

韓国で大人気のオーバーアクションうさぎの蓋を開けると、中からピンクのハートが可愛いアイスクリームケーキが出てきます。うさぎの蓋は帽子としてかぶることもできちゃいますよ。

③すぐ食べれるwhat you want

韓国でお馴染みのカカオフレンズたちが大集合!切り分けられているアイスクリームケーキの上にはバーの形のアイスクリームも乗っている豪華な一品。

韓国の「baskin robbins」のその他のメニュー

baskin robbins お土産

日本のサーティーワンにある「サンデー」と呼ばれているチョコやいちごでアレンジしたアイスクリームは残念ながら韓国にはありません。デザート系で最近の人気は「アイスマカロンハニーカスタード」です。

昨年あたりから韓国はマカロン人気なので「baskin robbins」のマカロンアイスも注目されています。

ラテなどのコーヒー類やシェイクなどの飲料は定番メニューです。韓国では子供たちにアイスクリームを食べさせて、横でお母さんがコーヒーを飲んでいるという姿もよく見かけます。

アイスクリーム店のバスキン・ロビンスは

baskin robbins アイスクリーム

韓国の「baskin robbins」はいかがでしたか?韓国は、子供のお誕生日やクリスマスなどのイベントでよく「baskin robbins」のケーキを購入します。

日常で家で食べるなら断然バケツ型の「ハンドパック」で購入する人が大多数です。韓国に来たら日本にないフレーバーを楽しみつつ、バケツ型にもチャレンジしてみてくださいね。