「もう終わったことだから、あなたを責めたり問い詰めたりするつもりはない。ただ、どうして親友にあんなことができるのか単純に興味があるから知りたい」と。

これも相手にとっては、まったく思いがけない対応でしょう。前項と同じように、ある種の不気味さを感じることは間違いありません。

そして友人の裏切り行為について、本人の心理にフォーカスして質問をしましょう。「どうしてそんなことをしたのか」を徹底的に掘り下げて聞くのです。まさに記者が取材するように。

これは相手にとってかなりの心理的負担になること間違いなしです。

4.一切話をしないで距離を置き絶交する

ここまでは友人と会って話をするというタイプの方法を紹介しました。けれど、中には「もう友人の顔も見たくない。話をするような気持ちにはとてもなれない・・」というケースもあるでしょう。

あまりにひどい裏切りの場合は、その行為について口に出すのも嫌ということもあるでしょう。そういうケースでは、無理に友人と話をする必要はありません。自分から距離を置いて友人関係を解消するに限ります。

その際に気持ちのけじめをつけるためにも「絶交」のメッセージを送るようにしましょう。詳しい心情や理由などについて伝える必要はありません。

あなたから絶交される理由や原因は、友人自身が一番よくわかっています。そのため、文章にする必要すらありません。「絶交」の2文字だけ送ればそれで十分です。

5.交際を継続して同じことを仕返しする

友人からの裏切りの種類にもよりますが、同じことを仕返しするという対処法も考えられます。その場合は、友人との関係は継続させる必要があります。

友人の裏切り行為については、一度話をした上であっさり許してしまいましょう。もちろん、それは表面上のことであって、実際には許していないからこそ仕返しをするわけです。

相手を安心させて関係を継続させるための方便として許したふりをするわけですね。そして、いつどんなタイミングで仕返しをしたらいいか考え、チャンスを見つけて友人にされたのと全く同じことをしましょう。

相手から「ひどい人だ」と責められたら、「お互いさま、さよなら」と言って去ればいいのです。

6.しばらく距離を置いて、自分の気持ちを整理する

最後に上記とは全くタイプの違う対処法を紹介しておきます。それは『すぐに直接的な対処はせずに、自分の気持ちを整理する』という方法です。

あまりにひどい裏切りの場合は、とてもそんな精神的余裕はないでしょう。しかし、そうでなければ友人との距離を置いて、一人静かに自分と向き合うことも可能なはずです。