人と会話をするときに、その意識が働きますから話の内容は自分のことばかりです。その大半は自慢話が占めています。

逆に、相手の話は自分が興味のある内容以外は真剣に聞こうとしません。相手の話を聞くふりをしながら、口をはさんで自分の話に話題を替えるタイミングを狙っているのです。

昨今、「聞く力」が注目を浴びるようになっています。自己顕示欲の強い人は聞き下手の人が大半です。これは基本的に自分以外の人間に対してあまり関心がないことが原因でしょう。

聞き下手は全くモテません。心当たりのある方は、モテたい女性必見♡聞き上手になる方法7つを併せてご覧ください。

4.人前で話すのが大好き

自己顕示欲の強い人が、その欲求を満足させることができることの1つがスピーチです。

  • 会社の朝礼でのスピーチ
  • 結婚での友人代表のスピーチ

とにかく人前で自分1人で話をすることが大好きです。そこには「スポットライトを浴びる自分」が存在し、それを自覚することで強い顕示欲を満足させることができるからです。聴取の人数が多ければ多いほど、その満足度は高まります。

人前で話をして注目を浴びることが好きなのですから、会議も好きなシチュエーションの1つと考えていいでしょう。会議中に積極的に発言することで人の視線を集められるからです。

議長や役員などをやりたがるのも同じ理由です。そういう立場になると多くの人の前で話をする機会が増えます。それだけ多くのスポットライトを浴びられるわけです。

さらに言うと、「できればテレビに出て日本中から注目されたい」という願いをひそかに抱いているのです。

5.人からの評価を気にする

目立つことだけが自己顕示欲の強い人の欲求ではありません。いくら悪い意味で目立っても、真に自己顕示欲を満足させることはできないでしょう。

先ほど触れた「テレビに出たい」というひそかな願望にしても、事件の容疑者などで全国的に知られることを喜ぶことはもちろんできません。つまり「良いことで目立ちたい」という意識を、自己顕示欲の強い人は持っています。

そのため人からの評価を大変気にするという特徴があるのです。人にどう見られているか、人からどれくらいの評価をされているかを常に気にしています。

家族や親しい友人などに、「自分のことをどう思うか?」という種類の質問を頻繁にします。日常的な例をあげると、新しく購入した服を着て友人に会うと、その服を見せて「似合ってるかどうか」を聞きます。