他の人はキレイなパジャマや清潔な下着に着替えさせてもらえるのに、自分はいつまでの薄汚れたパジャマを着たまま・・。妄想しすぎだと周りの友人から言われても、現実的に起こるかもしれないことだと不安になるのは仕方がないでしょう。

4.親兄弟が死んでしまったとき

親兄弟が元気で健在なときは、まだまだ気持ちにも余裕があります。伴侶がいないなら頼れるのは親兄弟ですからね。友達も頼りになりますが、若い頃とは違って自分たちの生活に追われ、他人のことまでは気が回らなくなってきます。

結婚している友人は、年をとると子供や孫たちに囲まれ楽しく老後を過ごすでしょう。いつまでも独身の友達のことばかり気に掛けているわけではないのです。

とは言っても、親兄弟や友達と楽しい人生を過ごしていれば、そこまで不安になることはありません。問題なのは、自分が年老いた時です。当然、周りの人々も年を取ります。

そんな状況で、自分は誰を頼りにすればいいのだろうか・・。もし、親兄弟が死んでしまったらどうすればいいのか・・。

周りに誰もいなくなってしまったのに、自分はまだまだ長生きしそう。先程紹介した一人での最期より、その過程に恐怖を感じる方もいるのです。

5.いつまで働けるのか考えたとき

実家が資産家だったり、自身が莫大な資産を所有しているのなら別ですが、そうではない一般的な独身アラフォー女性なら、ずっと働かなくては生活していけません。

でも、60代で定年退職したあと再就職をすることになっても、それまでのような収入を得ることは不可能になってきます。夫が定年退職した妻が気分転換のためパートに行くのとは全く意味が違ってきます。

再就職の範囲も若い頃と違い狭くなり、働き口を探すのにも苦労しなくてはなりません。

自分が思うような条件の職場で一体いつまで働くことができるのか?気持ち良く働けるようなところが見つけられるのか?そんなことを考えると、今の仕事に対して不満なんて言っていられない・・。このような不安が消えることはありません。

6.日常生活ができなくなったら・・

年をとった女性が一人で暮らしていると自分でできないことが増えてきます。

  • 高い所のものが取れない
  • 電球が替えられない
  • 重い荷物が運べない

このような若いときは簡単にできたことが、いつかできなくなる・・。そう思うと不安になるのです。