4.執着する対象をコントロールする

執念深い性格を直す=物事に執着しなくなると考えがちですが、もう少し頭を柔らかく考えると別の糸口が見えてきます。

執念深い性格を直したいと考えているのは、その執着心がマイナスに働いているからです。これをプラスに働くように上手にコントロールできるようになれば、執念深い性格だと悩むこともなくなるでしょう。

そもそも執念深い性格は悪いことばかりではありません。その対象がスポーツや仕事、勉強や美容に向けることができれば、執着心の強い執念深いドロドロした女から、ストイックでかっこいい女性に生まれ変われます。

情熱を消すのではなく、注ぐ対象を自分でコントロールする。これができれば執念深い性格で悩むこともなくなるでしょう。そうなるための2つの訓練法を紹介します。

4-1.食べたいものと違うものを注文

外食の際に、自分の一番食べたい物を注文しないマイルールを実践してみてください。当然、最初はイライラします。自分が一番食べたいものが食べられないから当然です。しかし、ある時から何とも思わなくなります。

「○○が食べたかったけど、意外に△△もイケる!△△にして良かった!」このように自分の手に入ったものを素直に受け入れるだけでなく、手に入らなかったものと比較しない癖を付けるまで続けてください。

人間にとって食は強烈な欲求です。想像以上に辛いですが、訓練すれば必ず性格に変化が表れるはずです。

4-2.交流を広げる

自分と全く違うコミュニティーの人々と交流することも、自分の情熱を上手にコントロールするための訓練になります。

執念深い人は自分の考えが絶対だと思っている傾向があります。そんな凝り固まった頭をほぐすためにも、「そんな考え方もあるんだ!」と気付かされる経験を多く積む必要があるのです。

今まで交流することのなかったタイプの人達とコミュニケーションを取れば、多くの気付きを与えてくれます。自分の考え意外にも正解はあると学べば、執着する対象をスムーズに変更させる大人の感情を手に入れることができるでしょう。

5.断捨離

執念深い性格を直したいなら、断捨離をすることをお勧めします。断捨離をすることで物への執着心をなくせるだけでなく、人や思いへの執着心を緩和することができるのです。

執念深い人の中には、物を捨てられない人が大勢います。もしあなたがそのタイプなら、断捨離することで大きな心の変化があるでしょう。心当たりがある方は、今すぐ実行してみてください。

6.自分を宇宙から見下ろす

実際に自分を宇宙から見下ろすことなんてできません。当然、頭の中でのイメージの話です。