今回パリフォトが開かれたのは1900年のパリ万国で建設されたグランパレ。ここでは大規模な展覧会をよく開催しており、アートにうるさいパリジャンたちにも人気の場所です。

ガラス張りの天井から日中は太陽の光が差し込み、夜は会場の照明が反射して作品を照らします。

有名人も出没!

伝説の写真家と言われるウィリアムクライン氏が会場に来てサイン会をしていたり、現フランス大統領マクロン氏の奥さまが来られていたり、世界規模の写真展とあって多くの著名人、有名人が来場していました。

公的に訪れたこのお二人以外にもハリウッド俳優のキアヌリーブス氏を見たという人もいました。

日本人写真家の人気はいかに?!

世界中から集まった写真や写真にまつわる作品が飾られている中で、日本人写真家の作品も数多く見かけました。

中でもよく目にしたのは森山大道氏の写真集でした。というのも昨年パリで個展を開催しており、そこから私の周りでも森山大道氏の写真のファンになったフランス人が増えました。

写真よりも○○○が人気!?

イベントでは日本人写真家の作品を多く見かけましたが、それよりもとにかく目にしたのが日本製のカメラです。

写真好きが集まるイベントとあって、首からカメラをぶら下げたフランス人たちがたくさんいました。それもデジカメではなく一眼レフのようや大きなカメラばかりでした。

よくよく彼らがぶら下げているカメラを見てみると、CanonやNikonと印された日本製のカメラばかり。年季が入ってそうなものから新しいものまで、フランス人に日本のカメラが人気な模様が感じられました。

いかがでしたか。10月から11月にかけてパリは写真の秋。今回ご紹介したグランパレで開催されるパリフォトほど大規模なイベントでなくても、パリ市内のギャラリーや美術館などで写真関連の展示を観賞することができます。

この時期にパリに来られた方は写真を撮るだけでなく、世界中からきた写真を見ることもできますよ。