「今話題のオシャレなカフェができたから一緒に行きませんか?」

「料理がとっても美味しいイタリアンを知ってるんだけど今度一緒に行かない?」

などと女性に声をかけます。前半にお話した「声をかけた人が払う」というルールもあるし、デートに誘うからには男性がお金を出さないわけにはいきません。自分の彼女になってくれるまでは、基本的に男性がお金を払い続けることになります。

②初デートは必ず男性が払う

韓国人男性の積極的なアプローチが実り、やっと意中の女性が自分の彼女になってくれたら当然初デートは男性持ちです。日本では、初デートのときから「割り勘にしよう」と堂々と言い張る男性もいるらしいですが、韓国ではあり得ないことです。

男性としてのメンツを気にしている部分もあるし、紳士的な振る舞いをしたいと考えている韓国人男性が多いからです。それに、女性側も初デートでまさか私が財布を開くことなんてないでしょうと考えています。

女性側も、わたしのことを熱心に口説いてきた彼の愛情があるのなら、わたしにお金を出すことも惜しまないはずだと高をくくっています。お互いに「自尊心」に支配されているとも言えるでしょう。

③食事代は男性、お茶代は女性

韓国人カップルの話を聞くと、ほとんど「韓国人カップルたちのルール」とも言うべきデートの方法が「男性が食事代を出したら、お茶代は女性が出す」というものです。

いくら社会人カップルのお付き合いだとしても100%男性がデート代を払うのは金銭的にも厳しいですし、女性側もさすがに全部出してもらうのは申し訳ないと感じます。

男性もそれでも彼女に食事くらいはご馳走したいという気持ちがあるので「食事代は男性、お茶代は女性」という暗黙のルールが出来上がったのです。デートは食事やお茶だけではなく、映画も見ますしお酒を飲みにも行きます。

なので、全体の支払いとしては男性と女性の割合が7対3くらいになります。日本人男性たちに、韓国人男性たちの頑張りを話して聞かせてあげたいですね。

韓国人は細かい割り勘は少ない

「韓国人はデートで割り勘が当たり前?男女の割り勘事情」はいかがでしたか?基本的に韓国はデートであれ、ただの友達同士の約束であれ、細かく計算して1人1人がお金を払う「割り勘」ということをあまりしないという傾向が見られます。

特に男性は細かいお金の計算をして支払いをすることを嫌います。細かいお金(コイン)をわざわざ出すことも嫌う人も多く、おつりがたくさん出ることがわかっていても紙幣を出したがります。

見栄っ張りな人も多いので、お金があってもなくても「今日はオレが払う!」と無理をしてしまう人もいます。どちらにせよ、女性にとっては韓国という国は暮らしやすい国のようです。