チーズ大好きフランス人。諸説ありますがフランスには300〜400種類ほどのチーズが存在すると言われています。
毎日違う種類のチーズを食べても1年間以上かかってしまうほどです。今回はそんなチーズ大国フランスで人気のチーズや食べ方などチーズにまつわる情報をお伝えしていきます。
チーズの消費量は世界一!
旅行サイトTripAdviser(トリップアドバイザー)が行った2016年の調査で、フランスが世界一チーズを消費している国にランクインしました。
調査によるとフランス人は年間で一人当たり26.2kgものチーズを消費しているようです。かたや日本人は年間2.2㎏の消費量とフランスの10分の1以下の消費量でした。
この数値からもいかにフランス人にとってチーズが欠かせないか分かるのではないでしょうか。
チーズがある日常
フランス人はとにかくチーズを食べます。日本のようにチーズを料理の味付けの一つとして、例えばピザに使ったりデザートに使ったりするのではなくチーズそのものを食べます。
お腹が空いたパリジェンヌがチーズのブロックをそのまま袋から出してかじっているのを見たことがあるぐらいです。
また、レストランでは食後のデザート前にチーズを食べる習慣があります。前菜・メインを食べ終わりデザート、と思っていたらその前にチーズを持ってこられます。
デザート前にチーズを食べる理由としては「ワインが進むから」「発酵食品であるチーズを食後に食べることで消化が促されるから」「メインの料理を食べ終わった後でも侘しいと感じないから」と色々な理由があります。
いずれの理由にせよチーズに辿り着く頃にはかなり満腹になっていますが、フランス人は運ばれてきたチーズをペロリと食べます。
個人的には日本人が食後に漬物をつまむのと同じ感覚だと思っていますが、やはりその食べっぷりには驚かされます。
品数が膨大!
フランスのスーパーやマルシェなどのチーズ売り場は想像以上の広さです。同じ種類のチーズでも熟成年月が6ヶ月のものや12ヶ月、古いものでは36か月と3年ものも売られています。
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