アメリカで生活をしていると友人や家族からよく「アメリカ人って○○なんでしょ?」って聞かれることがあります。でも、そのイメージのうち半分以上が間違っていることが多いです。

私の周りだけでなく、アメリカという国、国民をテレビや海外ドラマなどからの情報をそのままインプットしてしまっている人、結構いるんじゃないでしょうか?

今回はそんなアメリカ、アメリカ人に関するウワサの真偽についてお話していきます。

アメリカ人は全員銃を持っている!:×ウソ

アメリカといえば銃を連想する人も多いのではないでしょうか?日本と違ってアメリカは個人の銃の所有が憲法により許されています。

アメリカ=銃社会という発想はあながち間違いではありませんが、アメリカ国民”全員”が銃を所有しているというわけではありません。

また、銃の”所有”は憲法により許されていますが、それは家庭内でのみの話。日常生活において銃を外で持ち歩くなどの”携行”は許されていません。実際私が住んでいるロサンゼルスにおいて、外で銃を常時しているのは警察官くらいです。

アメリカ人が銃を持つ理由はいざという時に家族や自分自身を守るためであって、誰かを攻撃するためではありません。また、近年では銃規制に関する政策も進んでいます。

アメリカ人は毎日シャワーに入らない!?:○ホント

アメリカ人がお風呂に浸からないという話は有名かと思いますが、シャワーに毎日入らないという方も少なくありません。もしくは、シャワーには入るけど、頭は毎日洗わないという人は結構います。

お風呂大好きの日本人からしたら信じられない話かもしれませんが、アメリカでは普通の話。頭を毎日洗わないなんて不潔!なんて思う方もいるかもしれませんが、アメリカではドライシャンプーという水を使わずに髪を洗うシャンプーがよく使われています。

こちらの美容師さんからも毎日頭を洗う必要はない、2日に1度程度で十分と言われました。逆に毎日髪を洗っていると、シャンプーによって頭皮の皮脂が必要以上に取られてしまい、髪の毛によくないという話もあるので、このアメリカ人のようなスタイルがいいのかもしれません。

アメリカ人と言えば青い目にブロンドヘアー!:×ウソ

外国人=アメリカ人、アメリカ人=青い目にブロンドヘアーなんて想像してる人いませんか?青い目の方は珍しくはないですが、天然のブロンドのアメリカ人の方は思っているほど多くありません。

あのパリス・ヒルトンでさえ地毛をブロンドに染め、ブルーのカラーコンタクトをつけているとか。

多いパターンとしては、子供の頃はブロンドで、成長するに連れて髪色が暗くなっていくという方がほとんどです。また、目の色も成長、大人になってからもその日によって色が微妙に変わるんだとか。私たち日本人からはちょっとよくわからない感覚の話ですね(笑)

男の友人はアメリカに来た頃、ブロンド美女がいないと最初嘆いていました(笑)青い目にブロンドヘアーというアメリカ人はスウエーデンなどの北欧や、北ヨーロッパからの移民の家系の方が多いです。