日本では度々パリジェンヌたちの肩肘張らないファッションやナチュラルな美の秘訣が語られています。コントレックスやエビアンなど、フランスのミネラルウォーターも健康に良いと定着していますよね。

ここフランスでは、逆に日本人(アジア人)のスレンダーボディは常に注目を集めています。

今回はインターネットや新聞、そして20〜30代のパリジェンヌを対象としたファッション雑誌にも紹介されたOKINAWAダイエットについてご紹介していきます。

OKINAWAダイエットってどんなもの?

ローマ字でOKINAWAと書かれていますがそう、沖縄のことです。

パリジェンヌたちに紹介されたOKINAWAダイエットによると沖縄に住む人々はとってもスリムで長生き、という点がきっかけで、彼らの食事法を手本にして痩せようというのがOKINAWAダイエット発祥のきっかけです。

OKINAWAダイエットのやり方は?

OKINAWAダイエットでは、まず第一に腹八分目を意識することが重要とされています。

フランス語でも『ハラハチブ』と日本語のまま伝えられており、満腹になる前に食事を止めることは、日本人の食習慣の一つと紹介されています。

続いてのルールは、一日に7種類の野菜と果物を摂取すること、そして食物繊維やミネラルが豊富な大豆類を中心とした食事メニューを推奨しています。

OKINAWAダイエットをすると痩せたり太ったりのヨーヨー現象が起こらない、ダイエットのリバウンドを防いでくれるとされています。

緑茶や海藻、魚を積極的に摂取することも紹介されていますが、都会に住んでいなければ、これらのダイエットに必要な日本食材が手に入りにくいとデメリットも言われていました。

緑茶がダイエットのキープロダクト!?

OKINAWAダイエットでは緑茶を積極的に摂るように言われていますが、なんとその摂取量は最低でも一日1.5Lを摂るように言われています。

一般的にフランス人たちは紅茶大国イギリスが近いためか、お茶といえば紅茶を連想します。

ただ数年前から緑茶はダイエットに良いとされ、カフェやレストランでも緑茶を取り扱うお店が増えたり、有名なお茶ブランドも緑茶を販売し始めたりと非常に目にすることが多くなりました。

数日前に立ち寄ったパリ市内の大型スーパー、モノプリでお茶のコーナーを見ていたのですが、そこで売られていたデトックス用のお茶も半分以上が緑茶ベースのものでした。