インターネットでホテルまでの地図を探したり、レストランで分からないフランス語のメニューを調べたりと、スマホがあれば何でもできる時代になってきました。

そんな便利な携帯を日本では電車の中や道端など至る所で触る人が多い。日本に比べるとフランスでは携帯を触る人が少ない、と一部で言われたりもしています。ですがフランス人も携帯大好き、常に手放なさないほど愛用しています。

具体的に言うと2016年にファッション雑誌フィガロに掲載された記事によると18〜39歳のフランス人のうち98%がスマートフォンを所持し、一日平均の利用時間は3時間12分というデータが報告されています。

今回はそんな携帯大好き、フランス人の携帯事情をお伝えしていきます。

お喋り大好きフランス人!

スマホを触る女

フランス人はお喋りが大好きです。自分の意見を言わないと気が済みません。そもそも自分の意見を言えない人は何も考えてないとされるため、小さい頃から自分の意見を言えるよう教育を受けます。

電話越しでも自分の意見を議論し、熱中するあまりバスの停留所を乗り過ごしてしまったフランス人を度々見かけたことがあります。

イヤフォンをして大きな声で話しながらバスや電車に乗り込み、そしてそのまま話続ける、なんて光景は日常茶飯事です。

携帯会社もこんなフランス人のニーズをよく分かっており、電話は話し放題、SMS無制限のプランはどこの携帯会社にとっても定番プランです。

チャットも大好きフランス人!

電話越しに話すだけではありません。メッセンジャーやラインのようなアプリケーションを通してもメッセージを送り合います。

学生の世代に留まらず、働き盛りの30代男女でも一日に数十通とかなり頻繁にメッセージのやり取りをしています。

私の同僚のフランス人女性も仕事をバリバリこなすキャリアウーマンですが、休憩中や時には仕事中にも恋人とのメッセージ交換を欠かしません。

ちなみにフランスでは、ラインはそこまで浸透しておらず、メッセンジャーやワッツアップというアメリカのアプリケーションが主流です。

携帯の充電はどこでもできる!

コンセント目印