日本の治安の良さは世界トップクラスと言われていますが、実際具体的にどこがどのようにいいかって分からないですよね。日本で生まれ育った私たちには、それが当たり前、普通のことですから。

私はロサンゼルスに住んでから、日本の治安の良さに初めて気が付きました。あれも、これも日本の治安がいいからこそ出来ることなんだなあと。

そこで今回は私がロサンゼルスに住んでいて感じる、日本の治安の良さについて見ていきたいと思います。

荷物を置いて席をキープは絶対にダメ!

日本にいるときは大学時代の食堂や、デパートのフードコートで席に荷物を置いて場所をキープし、食べ物を買いに行ったりしてましたが、そんなことはアメリカでは絶対出来ません。

これはアメリカのみならず、海外で絶対にしてはいけないことの1つです。自分の持ち物から絶対に目を離してはいけません。

一瞬目を逸らしたうちに荷物がなくなってしまったという経験のある人はたくさんいます。そして、残念ながらなくなってしまったものは二度と帰ってきません。

アメリカのカレッジの図書館で勉強していたときは、トイレに行くときは一度全部荷物をまとめて持って行く、もしくは近くの席の人に荷物を見ていてもらっていました。

私の住んでいる場所はロサンゼルスの中でも日本と同じくらい治安のいいエリアですが、それでもやはり荷物に関しては特に気が抜けません。

日本の街中に自動販売機がたくさんあるのは治安がいいから

日本ではどこに行ってもたくさん飲み物の自動販売機があってとても便利ですよね。それに対してロサンゼルスには、日本のような自動販売機は街中では全く見かけません。

ロサンゼルスやその他アメリカの地域に自動販売機を置くと、誰がが壊してお金を取られてしまう可能性がかなり高いのです。街中に自動販売機が置けるのって、実は治安がいい証拠なんです。

これはコインロッカーについても同じことが言えます。ロサンゼルスには日本のように駅などにコインロッカーが設置されていません。自動販売機と同様、鍵を開けて人の荷物を奪って行く人がいるからです。

自動販売機もコインロッカーもかなり便利なので、ロサンゼルスやアメリカ全土の治安が日本と同じくらい治安がよくなって、いろんな場所に設置してくれたらなあと切実に思います。

どの時間帯も公共交通機関に安心して乗れる

最近はメトロ(電車)などの公共交通機関の設備が整い、利用する人も増えてきましたが、ロサンゼルスの移動手段は基本的に車。

公共交通機関は低所得者が利用するものといった認識が強く、さらにホームレスのような人が乗ってくることも多いので、日本の電車やバスと同じような感覚で安心して乗ることは出来ません。