日焼け止め成分で、横文字で長い名前の成分は紫外線吸収剤であると覚えておきましょう。また、散乱剤と吸収剤を両方使っている日焼け止めもあります。
紫外線吸収剤は紫外線を吸収し、熱して放つ形で紫外線から肌を守ります。懸念されている理由としては、ホルモンに影響がある、肌の刺激になる、発ガンの可能性がある、などの可能性がある成分が多いからなんです。
しかし、これは必ずそうなるわけではなく、化学的にしっかりと証明されていないので、賛否両論のトピックなんです。多くの人は、懸念があるのなら使わないという考えを持っています。
体への懸念がされている紫外線吸収剤ですが、利用者にとって使い心地はとてもいいんです。白浮きしない、べたつかない、きれいに仕上がる、ウォータープルーフ、などの効果があるのは紫外線吸収剤を使っているからなんです。
結局何を使えばいいの?
紫外線散乱剤と紫外線吸収剤共にメリットとデメリットはあります。なので、最終的に選ぶのはあなたなんです。
体のことを心配するなら紫外線錯乱剤を使いましょう。化学的に立証されていないなら使い心地がいいものを選ぶ、と考えるなら紫外線吸収剤であっても使い心地がいいものを使っていいと思います。
SPFは高くなくても大丈夫
日焼け止めが肌の刺激になる可能性の一つに、高すぎる SPFもあります。SPF値とは数字が変わってもさほど紫外線の遮断率に変化がないものなんです。
ですので、SPF15〜30あれば十分です。どうしても高いものを使いたい場合も、 SPF 50までにしましょう。それ以上は肌の刺激になる可能性が高くなってきます。
スプレーは避けよう
日焼け止めはご自身で好きなものを選えばいいのですが、個人的に使って欲しくないのはスプレータイプです。体などに塗る場合や顔の塗り直しをする場合、スプレータイプは簡単に塗れていいですよね。
しかし、周辺に粒子が噴射されるので、紫外線吸収剤を吸い込んでしまう可能性が非常に高いです。また、塗れているようで塗り残ししやすいのもスプレータイプの特徴です。ですので、できればスプレータイプは避けるといいです。
今回は日焼け止めは体に悪いのか、また、何を使えばいいのかについてお話をしました。紫外線吸収剤は難しい問題ではありますが、ご自身の判断で納得いくものを選んで使ってみてくださいね。
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