フランス人が大好きなフルーツ、Clementine(クレモンティン)。オレンジとマンダリンの掛け合わせで日本のみかんよりも若干皮が厚いものの、小ぶりなサイズ感といい味といいみかんに似ています。

お隣の国、スペイン産のものも数多く輸入されていますが、グルメなフランス人の友人曰く、フランス産のものの方が甘さが強くて美味しいそう。

マルシェではこのクレモンティンを葉っぱや枝付きの状態のまま販売しており、鮮やかなオレンジ色に緑色が映えついつい手に取ってしまいます。

マルシェの店員さん曰く、フランス人たちはこのクレモンティンをそのまま食べるだけでなく、白身魚の料理に使うソースにしたり、ジャムにしてフランスパンと一緒に食べたりするそうです。

ビオはやっぱり人気!

パリではビオ、有機栽培の野菜や果物が大人気です。大人気というよりももはや定番商品、と言い切れるほどパリっ子たちの生活に浸透しています。

パリ市内にビオ専門店のスーパーマーケットも沢山ありますが、マルシェでもビオの商品のみを取り扱うお店がここ数年でグッと増えました。

お値段はビオでないものと比べると若干高いのですが、ビオのマルシェは健康志向の高いパリっ子たちでいつも賑わっています。

オリジナリティ溢れるマルシェ!

ぶどう

スーパーマーケットではなくマルシェに足を運ぶ理由の一つに、各出店者のオリジナリティ溢れるディスプレイや接客が挙げられます。各お店によってディスプレイはとってもユニークです。

ぶどうを吊り下げて実際に栽培しているような状態で販売していたり、クリスマスシーズンのためサンタクロースや雪だるまなどの置物を野菜や果物の間に飾ったりしています。

ディスプレイだけでなく、先ほどお伝えしたように店員さんに調理法やオススメの商品を尋ねながら会話を楽しむこともできます。

いかがでしたでしょうか。日曜以外にもパリ市内の至る所で毎日のようにマルシェが開かれているのでパリにお越しの際は、ぜひ一度足を運んでみられてはいかがでしょうか。