ドイツといえば「ビール」ですよね。ドイツには約5000種類のビールがあり、もちろんドイツ人だって、それら全てを知っているわけではありません。
ドイツには日本ではまだ販売されていない様な、ビールが苦手な人でも飲める様なビールの種類がたくさんあります。
もちろん元からビール大好きで、ガンガン飲みたい人に飲んでもらいたい種類もたくさんあります。今回はその中でも、メジャーな種類のビールの種類をご紹介します。
ピルスナー(Pils)
日本でも多く飲まれている種類のピルスナービールですが、ドイツでももちろん人気です。色々な会社のピルスナービールがありますが、Bitburger社やRadberger社などのメジャーなピルスナービールは、基本的にはライトな味わいで苦味も少ないのが特徴です。
Jever社から出ているピスルナービールは、ピルスナービールの中でも苦味が強いとされていて、ビールがそもそも苦手な人は苦手かもしれません。
しかし、その苦味もドイツでしか味わえないと思えば、一度くらいトライしてみるのもいいでしょう。
ヴァイツェンビール(Weizen)
ヴァイツェンとはドイツ語で小麦のことで、小麦が使われているビールです。ヴァイツェンビールの中でも濁りがあるもの、濁りがないもの、色が濃いもの、アルコールフリーなどがあります。
基本的には少しバナナの香りが鼻から抜ける様な味わいで、苦いのが好きだけど、小麦のビールが飲みたい人は、色が濃いヴァイツェンビール(dunklesweizen)がおすすめです。
ビールが基本的に苦手だという人にトライしてもらいたいのは、Schöfferhofer社から出ている、ヴァイツェンビールです。
もちろん普通のアルコール度数のものもありますが、ここのビールは、グレープフルーツ、イチゴ、梨などの色々なフルーツ味のビールがあり、アルコール度数も2.5%と弱めでビールが苦手な人も、炭酸が強めのジュースを飲む感覚でビールが飲めます。
日本でいう缶チューハイに似ていますが、缶チューハイほどクリアな味わいではなく、小麦を使っているので、フルーツ味のビールでもドンと舌に残る、濃い味わいです。
ケストリッツァー(Köstlizer)
ゲーテが好んでよく飲んでいたとされるのが、この黒ビールです。ローストした大麦麦芽のビールで、ほろ苦いダークチョコレートの様な味わいです。
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