フランスに暮らし始めてから周りのフランス人の知人、友人たちからはよく「どこの日本食レストランが美味しい?」だとか「オススメの日本食は?」と日本食に関しての質問をよく受けます。

やはり食は万国共通、みんな興味があるようです。今回は日本人の私からするとちょっと違和感!?を感じた彼らの日本食に関するエピソードをお伝えしていきます。

寿司に関するアレコレ

まず一番多く違和感を感じるのはお寿司に関してです。お醤油をドバドバとかける、お箸でお寿司をぶっさす、何てことはもう慣れました。

巻き寿司にチョコレートやフルーツが挟まれていたり、シャリ感を全然感じられないほど圧をかけて握られたお寿司。

パリ市内にあるお寿司を謳うレストランのほとんどは中華系なので、日本のお寿司をイメージして行くと見事にそのイメージは覆されます。

ちなみにメニューにSAKEと表記されていても日本酒ではなく、中国の白酒といって40度近くのハイアルコールのお酒が出てくることが殆どですのでご注意下さい。

お茶碗にご飯はつぎません!

フランスの朝ごはんは、以前お伝えしたようにパンにカフェオレが定番メニューです。カフェオレボウルは日本のお茶碗を少し大きくしたサイズです。

フランス人の友人宅で食事をした時のことです。私が日本人ということもあり、日本製のお茶碗にカフェオレを注いで出されたことがあります。

お茶漬けをすするようにカフェオレを飲むのは少し不思議な感覚でしたが、まだこれはカフェオレボウルとお茶碗のサイズ感が似通っていることもあり納得できます。

先日は別のフランス人の友人からお茶碗にフルーツタルトを入れて出されました。どう考えてもお茶碗の底の凹みとタルトが一致せず、不安定なままタルトを食べることになりました。

逆に考えるとフランス人たちはご飯を食べる用途以外にも、これだけお茶碗を活用してくれます。フランス人へのお土産に日本のお茶碗をプレゼントしてみてもいいかもしれませんね。

ダイエットにいいかも!?ユニークな枝豆の食べ方

枝豆は海外でも随分と定着しています。先日日本に上陸し、ここフランスでも人気の冷凍食品店Picardでも枝豆は売られています。

日本食レストランでもよく付き出しとして出されたり、アペリティフの時にオーダーするのですが、ここでもフランス人と枝豆を食べていると違和感を感じさせられます。

日本人だと枝豆といえば鞘を口に含み、鞘を押しながら口の中に枝豆を含ませて食べますよね。これがフランス人だと枝豆を丁寧にお皿に押し出します。そしてそのお皿に出した枝豆をさらにお箸で一粒ずつ摘んで食べます。