スーパーマーケットでも日本のように、子供向けのプラモデルやシールなどおまけが付いたお菓子は多くありません。お菓子の商品パッケージにクマや恐竜などのデザインがあったとしても大人もそれらを食べます。

日本に帰るたびにスーパーマーケットで、子供たちに流行っているアニメやゲームのキャラクターがデザインされたお菓子の多さに驚きます。

『カップル』文化は大人だけじゃない!

フランスではレストランに行くのも友人たちのパーティーに行くのも基本カップルで出かけます。これは大人だけに限らず、子供の場合も同じです。3歳児でも学校が終わると自分の好きな異性と手を繋ぎながら帰ります。

照れ臭さもあって好きな異性にわざと意地悪してみたり、といったことはありません。

先日も4歳になったばかりの男の子が自分の好きな女の子のために、学校の門を開けて迎え入れていた光景を目にしました。

学校でも男女を別けて何か作業をしたりすることはありません。むしろ男女混合になるようにパートナーを組ませます。それもあって小さい時から自然と異性とカップルになるのです。

子供の時から一人前の大人として扱う

いかがでしたでしょうか。全体的に見ると子供の時から大人同様に扱われ、子供たちにとってはかわいそう、寂しくならないの?と感じることもあるかもしれません。

ただフランスでは子供の時から一人前の大人、として扱うことで自立心が芽生え、結果将来的にその子供本人にとって大きな糧となります。

日本でもフランスでも子育てに正解はないかと思いますが、小さいからといって子供扱いせず一人の個人として意見を尊重することは共通して大事なのではないでしょうか。