アメリカに学生としてやってきて早3年が経ち、先日アメリカのカレッジを卒業しアメリカの会社の就職した私ですが、アメリカでは何度も「アメリカに滞在している外国人」というステータスからいろいろな制限に苦しめられました。

私以外の外国人の友人も口を揃えてアメリカはビザの種類が世界一複雑だと言います。アメリカに住むにあたってビザに関する問題は避けて通れない重要な問題です。

今回はそんなアメリカで勉強する、働くなどアメリカ滞在に必要なビザの種類を説明していきたいと思います。

アメリカ滞在方法①F-1ビザでアメリカで学生になる

留学生としてアメリカの語学学校や現地の大学に進学するのが最も多く、ビザも取りやすい滞在方法です。学生として滞在する場合は、F-1ビザと言われる学生ビザが必要です。

取得方法としては、申請に必要な書類を集め、申請費用を支払い、アメリカ大使館に面接の予約を入れ、書類を提出し面接を受けます。

面接時は英語ができないからと言って心配する必要はありません。英語の勉強のために行くので、申請の面接の時点でうまく英語が話せないのは当たり前のことですし、面接官もあれこれややこしい質問してくることはありません。

学生ビザの規則として気をつけたいのが、労働が許可されていないということ。そのためアメリカにいる間はアルバイトなどをして働くことはできません。

アメリカ滞在方法②OPTとして労働が許可されたF-1ビザとして働く

OPTとはOptional Practical Trainingの略であり、学生ビザで働けるステータスのことです。アメリカでカレッジ、4年生大学、大学院などを卒業した後に学生ビザでありながら1年間の就労が許されます。

OPTの注意点はOPTとして働けるのは、自分が勉強した分野に関連する分野の職業のみということです。

例えば、学校でプログラミングに関する勉強をしたのであればプログラマーとしてアメリカで働けるが、プログラミングとは関係ないスターバックスの店員にはなれないということです。

1年間のOPT後もアメリカに残って仕事がしたいという場合は、仕事を探すにあたって会社がOPT後の就労ビザ取得のサポートをしてくれるかという点に注目しなければなりません。

アメリカ滞在方法③J-1ビザ、H-1ビザなどの就労ビザでアメリカで働く

J-1ビザとは通称Exchange Visitors Visaと言い、1年〜1年半アメリカでの職業研修、有給インターンシップができるビザです。