イギリスのクリスマスには毎年定番と言うべきスイーツがあります。今回はその中でも日本でも作れる伝統的なスイーツメニューをご紹介。今年のクリスマスパーティーに加えてみませんか?
キュートなルックスの「ミンスパイ」

ミンスミートと呼ばれる具をタルト生地の中に閉じ込めたひと口サイズのミンスパイは、クリスマスの定番スイーツ。パイの形はキリストの揺りかごを表わし、縁起物としてクリスマスに頂くのが慣わしになっています。
”ミート”と名がついているの理由は、昔はMince( ひき肉)を入れていたから。現在ではレーズンなどのドライフルーツをメインにスパイスの効いた甘く濃厚な味わい。
日本でも気軽に手に入る材料で作ると甘さも調節できるので、クリスマスパーティーにミンスパイを並べるのも見た目がとても可愛いいのでお勧めですよ。
雰囲気たっぷり「クリスマスプディング」

中世から食べられ長い歴史のあるクリスマスプディングは、イギリスでは伝統的なクリスマスケーキです。クリスマスの時期には、たくさんのクリスマスプディングが早くから出回ります。
ミンスパイと同じくもともとはドライフルーツや細切れの肉、香辛料とラム酒やブランデーなどのお酒と一緒に漬けておき時間をかけて作るデザートです。
食べる前にはブランデーをかけて火を灯しアルコール分を飛ばします。その工程が伝統的なクリスマスを演出し雰囲気も良いのが魅力。
香辛料とドライフルーツのねっとりとした濃厚な甘さが特徴で、イギリス人の大好きなカスタードやクリームなどを添えていただきます。
フレッシュでおしゃれな「トライフル」

古くからあるイギリスのデザートで、スポンジケーキとゼリー、フルーツにカスタードクリームや生クリームを重ねるだけの軽い味わいのデザートです。
1年中出回っていますが、特にクリスマスディナー後のデザートとしてよく登場します。クリスマスプディングが苦手な方でも食べやすく、お腹いっぱいでもフルーツのフレッシュさで食べれてしまいます。
通常は大き目のガラスボールにたっぷりと作ってスプーンでサーブして頂きますが、小振りのガラスの器に盛るとおしゃれ感が増します。トッピングにカラフルなチョコレートスプレーやヒイラギの葉を飾りつけしてもクリスマスの雰囲気が出ます。
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