社会の風潮「大型」はダサい
なぜ若者は、バーで『クラフトビール』しかオーダーしなくなったのでしょうか?その背景にあるのは「アメリカ人の食べ物に対する考え方の変化」です。
ちょっと前は、アメリカといえばファストフード大国。「マクドナルド」「ケンタッキー」「コカコーラ」「ピザ」みたいなイメージでしたよね。でも、今の若い世代は「オーガニック」「ローカル(地元)のフレッシュな製品」志向の人が多いのです。
だからこそ、今アメリカではオーガニックスーパーのWhole foods やTrader Joe’sがあちこちに。街を歩けば whole foodsの紙袋をさげた人が、頻繁に目にはいります。
アメリカ人の食べ物への意識が、ビールにも影響してきた結果、大手ビール会社のビールはダサい!多少は値段が張るけど、地元で造られた『クラフトビール』という結果に。実際に、アメリカのクラフトビール醸造所は増加の傾向にあるんです。
こだわりの極み
ニューヨーカーのこだわりの極みは、お気に入りのクラフトビールでも、人気が出て年間生産量増え、クラフトビールと認定されなくなったらもう飲まない!という徹底ぶり。頑なに『クラフトビール』にこだわります。
大学によっては「ビールクラブ」なんかもあり、様々なビールを飲み歩きます。もちろん、ここでも飲むのは『クラフトビール』のみ!BUDWISER なんて口が裂けてもオーダーしません。
もしニューヨークに旅行で来ることがあり、バーでビールを注文したくなったら、どれでもいいのでとりあえず『クラフトビール』を注文しましょう。
けっこうなアメリカ人の若者は、味や違いも分からず「とりあえずクラフトビール!」的なノリですので、安心してください。『クラフトビール』さえオーダーすれば、ダサいとは思われません!
- 1
- 2