日本では祝日である成人の日。イギリスではそこまでの大きなイベントはありませんが、18歳と21歳の誕生日はちょっと特別なんです。今回は伝統的なイギリス成人式をご紹介いたします。

成人のタイミングは2回ある

日本では二十歳を境に大人の仲間入りをしますね。2016年からは選挙権が18歳からに引き下げられ、ようやく日本も世界基準になりました。

イギリスでは成人として認められるのは18歳で、この年の誕生日に成人のお祝いをします。そして次に3年後の21歳に2回目のお祝いをする習慣があります。

家庭にもよりますが、18歳の誕生日にはお祝いとして家族や親戚、友だちをたくさん呼んで特別なパーティーを開きます。両親からはお祝いとして、鍵やビアジョッキをモチーフにしたジュエリーやプレゼントを贈るのが慣わしになっています。

ちなみにパーティーはレストランの個室を借りたり、華やかな飾りつけをしていつもより特別なパーティーにしますが、男の子の場合はこのような派手なパーティーはやらないことが多いようです。

ケーキ

法的には18歳で大人、お酒は16歳から?

イギリスでは18歳になると選挙権を得るのはもちろん、結婚すること、家を出ること、契約書にサインすること、親に付けられた名前だって変えることができるようになります。

お酒に関しては日本よりも緩やかで、16歳から親の監視下のもとでならお酒を飲むことは許されています。(もっと早くに飲んでる子もいます)しかし、酒屋さんでお酒を買ったり、パブなど公共の場で自分たちだけで飲めるようになるのは18歳から。

それにしてもお酒については隠れて飲むより、イギリス式の方がよっぽど健康的ではないかと思うのですが皆さんはどう考えますか?

男の子は18歳でタトゥーデビュー

タトゥー大国のイギリス。この国では18歳からタトゥーとボディピアス(耳のピアスは別)が自由に入れられるようになります。

法的に18歳未満にはタトゥーを入れることが禁止されているため、解禁になる18歳にタトゥーデビューする男の子たちも多く、中には友だち同士で出かけた海外旅行で、勢いでタトゥーを入れ、後に後悔する子もいるようです。

しかし、一度彫ってしまったタトゥーは消すのは簡単ではないですよね。イギリスではそういったタトゥーをうまく上からカバーするプロの彫師が大人気。

その芸術的センスを楽しく紹介する「タトゥー・フィクサー」というテレビ番組は、昨今の話題のひとつになっているほどです。

21歳のお祝いは文化的習慣

成人の年が18歳になったのは比較的近年で、ひと昔前のイギリスでは21歳が成人として認められる年だったのだそう。そういった伝統から、家によっては18歳に続いて21歳にも大きなパーティーをする家庭もあります。

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Maru

イギリス在住の元インテリアコーディネーター。趣味はDIYとガーデニングです。日常から感じた何コレ?や、カワイイ!ビックリなどのアレコレを楽しくシェアできたらと思っています。