前回のカナダ旅行記事では、美しいオーロラが見えることで日本人に人気のイエローナイフをご紹介しましたが、今回も続いて日本人からあつい支持を集めるスポットをご紹介します。

次なる地は、カナディアンロッキー。広大な空にエメラルド色に輝く湖、3000mを超える数々の雄大な山、そして時にはスリルも味わえるスポットなどなど、実際に旅行で訪れた筆者が、カナディアンロッキーの魅力をたっぷりご紹介します!

カナディアンロッキーってどこにある?

カナディアンロッキーは、カナダのユーコン準州からブリティッシュコロンビア州、アルバータ州を通ってアメリカまで南北に伸びる大山脈です。

カナダ初の国立公園である「バンフ国立公園」をはじめ、「ヨーホー国立公園」「ジャスパー国立公園」「クートニィ国立公園」「ハンバー州立公園」などを擁し、その総面積はなんと2万3000キロ平方メートルに及びます。

カナディアンロッキーの玄関口としては、南に位置するバンフが有名。バンフの街自体はコンパクトですが、玄関口として多くの観光客が訪れます。

バンフの街に行くには、最寄りの空港のあるカルガリーまでトロントから飛行機で約4時間、バンクーバーからは約1時間半で、その後カルガリーから車で約1時間半ほどで到着します。

エメラルド色に輝く湖たちはどこも見どころ満載!

カナディアンロッキーには多くの見どころがありますが、まずは美しい湖たちからご紹介します。

代表的な湖としては、レイクルイーズ・モレーン湖・エメラルド湖・ペイト湖・ボウ湖・ミネワンカ湖などが挙げられます。

カナディアンロッキーを通る道路を車で走ると、次々と左右にきれいな湖が姿を現しますが、いずれの湖も特徴が違いますし、同じ湖でも見る場所によって違う表情を覗くができるので、飽きることがありません。

今回はその中でも特に印象的だった湖を2カ所ピックアップして紹介します。まずは、美しさのあまり「カナディアンロッキーの宝石」とも名高いレイクルイーズ。

カナディアンロッキー

湖は神秘的なエメラルドグリーンカラーなのですが、この色は氷河から溶けた水に岩粉が溶け混んだものに、太陽光が反射しているためと考えられています。

天気が良ければ、湖の奥にビクトリア大氷原が見えます。これらが見える景色はまさに息をのむほどの美しさで、多くの絵葉書に描かれています。

続いては、ヨーホー国立公園内にあるエメラルド湖です。

カナディアンロッキー